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2023/10/04(水)

【川畑のぶこ】苦難に負けない心のつくり方

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

今日は、みなさまからのご相談をお休みし、
川畑のぶこの所感をお伝えします。

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「自由闊達」
 のびのびと生きる

今年もあっという間に最終四半期に入り、
断捨離祭りのテーマがあがってきました。

「自由」は永遠のテーマですね。

自分らしく生きるというのは
シンプルでいて難しいものです。

そもそも自分らしいってなんだろう…と。

自分らしさの心理的な課題には
セルフイメージの問題が
常につきまといます。

セルフイメージとは、
「私はこういう人である」と信じたり
考えたり感じていたりする像であり、
また、相手が自分のことを
どういう人であると
見ているかという像です。

さて、みなさんは一体自分のことを
どういう人と思ったり感じたり
しているでしょうか?

私たちは生きていく中で、
さまざまな課題にぶつかります。

問題解決に向けて
努力を重ねることは大切ですが、
さまざまな努力はセルフイメージと
連動しています。

たとえば職場で上司から
理不尽な待遇を受けたとします。

「私なんてどうせ取るに足らない人間だ」
と思っているなら、
このような仕打ちを受けて当然と受け止め、
改善の努力を怠るかもしれません。

すると変化は起きませんし、
人生は憂鬱なものとなるでしょう。

反対に、
「私は敬意を表されるに値する人間だ」
と思っているなら、
その理不尽さを指摘して
改善を求める努力をするでしょうし、

多少の困難やエネルギーの消耗はあれど、
健全な変化がもたらされるでしょう。

もちろん、人生のすべての問題を
解決することは不可能ですが、
セルフイメージによって問題解決の
質量は圧倒的に変わってきます。

セルフイメージが歪んでいると、
人生はつらいものになってしまいます。

その歪みは
「私は本来かくあるべきなのに」と、
理想の誰かさんのフレームに
自分をはめ込もうとして、
それが叶わないために生まれる
ギャップに注目していることから生じます。

「どうせできないダメな人間だ」
というふうに…

日々の臨床で出会う方たちの悩みの多くは
そのような「ダメな私」に
注目していることから生じています。

苦手を克服して完全にならない限り
自分には価値が無いという誤解によって、
本来持ち備えたその人の良さや
魅力が消えてしまっているのです。

偽りの自分から脱却して、
自分らしくのびやかに生きるには、
「ああなれたらいいな」という、
どこかにある自分ばかりを
追い求めるのではなく、

すでに自身の中に持ち備えているもので、
「これをしているときに夢中になれる」とか
「喜びや安らぎを感じられる」という
状況や場に身を置くのを増やすことです。

そして、それらに実際に取り組めなくても、
それをイメージするだけでもOKです。

私たちの脳は実際に起こっていることと
イメージすることを区別できません。

(好きな人のことイメージすると
 心ときめいたり、逆に嫌な人のことを
 イメージするとその人が目の前に
 いなくても嫌な気持ちになったり
 するように)

また、私たちは、2つのことを
同時に考えることはできないため、
お気に入りのものや素敵なことを
イメージしながら、

同時に職場の上司の理不尽な態度を
想像することはできません。

マルチタスクで同時に行えるかのようでいて
一瞬一瞬で切替えが行われています。

自分らしいのびのびとした
人生を実現したいのであれば、
まず、自分がどのようなモノやコトに
喜びや安らぎを覚えるのかに注意を向けて
それらに勤しんでみます。

そのような時間が増えるにつれて、
セルフイメージも自ずと肯定的なものに
変化していくことでしょう。

今年の締めくくりの断捨離祭りでは、
そんなセルフイメージに関連した
苦難に負けない心のつくり方について、
簡単なメディテーションなどのワークも
取り入れてお話させていただきます。

のびやかな自分の実現に取り組みたい方は
ぜひご参加ください。

詳細はこちら

– 川畑のぶこ

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◎編集後記
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川畑さんから、
あなたにメッセージ動画が
届いています^^

ぜひ、ご覧ください!

動画の視聴はこちら

住田莉良

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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