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2022/04/02(土)
【おのころ心平】モノを捨てられない脳とは?
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おはようございます。
おのころ心平です。
僕は28年間、3万人以上の
カウンセリングをやってきて、
特に精神疾患の方のカウンセリングを
担当させてもらってた時期に、
とてもとても
大きなことを学ばせてもらいました。
※ ※ ※
精神疾患と一口に言っても
その範囲はさまざまで、
・気分障害(うつ病、双極性障害)
・統合失調症
・適応障害、摂食障害
・強迫性障害、パニック障害
・認知症
・パーソナリティ障害
・発達障害(アスペルガー、ADHD、LDなど)
など皆さんもお聞きになったことのある
病名のほかにも、もっともっと
細かい分類があります。
※ ※ ※
例えば、
片付けられない性格と、
ADHD(注意欠陥多動性障害)との関連は
広く知られるようになりましたが、
モノのため込みをしやすい性格についても
精神疾患の分類で有名な
DSM-4においては「ためこみ症」は
「強迫性障害」の症状の一部として
位置付けられていたのが、
改訂版のDSM-5 では強迫性障害とは
異なる独立した疾患として認められ、
強迫症及び関連症群としてカテゴリー
されるようになりました。
※ ※ ※
カウンセラーあるいはセラピストとして、
カウンセリングやコーチングをする時には
精神疾患のことを知っていないと、
どんな人とでも、話せばわかる
傾聴すればココロを開いてくれる
と思って始めてしまうと、
たいへんなことになってしまう
場合があります。
精神疾患の方々に対した時、
僕がとてもとても大きな学びをした
というのは、そのことです。
※ ※ ※
自分の能力・器を超えるクライアントに
対して、安易に引き受けてはいけない。
引き受けるなら、自分の先に、
精神科、心療内科などの医療機関や、
公認心理師さんなど、専門家との連携が必要、
ということで、
僕自身は、多くの専門家との連携を
構築することに力を注いできました。
※ ※ ※
まずは、精神疾患にはどんな種類があり、
それぞれどんな特徴をもっていて
それを見極める観察の仕方を知ることが
必要です。
このたび、4月9日(土)開催し、
録画視聴でもしばらく受講できる
おのころ心平の
「ココロの哲学」シリーズでは、
「脳と精神とココロ」
と題して、このあたりのことを
歴史も含めてお話していきます。
カウンセラー、セラピスト、
そして、断捨離の指導をされる
立場の方にも必見!
発達障害についても触れていきますので、
子育て中のお母さん、
お孫さんへのかかわり方におばあちゃんにも
ぜひ聞いて頂きたい内容です。
人間精神とは深く、険しく、そして神秘です。
こちら、どうぞお楽しみに。
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詳細はこちら
今回のお知らせが、開催直前の最終案内となります。
(4月3日までの募集です)
―おのころ心平
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◎編集後記
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普段の生活、ひいては人生に
大きな影響を及ぼすにもかかわらず
「精神」というものをちゃんと学ぶ機会
ってなかなかないですよね。
しかも、なんかおかしいなと思っても
専門医に相談に行くのも
ハードルが高い…
そんな「精神」を少しでも理解できれば、
自分や大切な人を守る一つの
手段になるのかもしれません*
間中亜衣
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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