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2018/06/20(水)

【川畑のぶこ】QA:ゴミをよこすのをやめさせたい

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアさせていただきます。

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Q:ゴミをよこすのをやめさせたい

お義母さんの嫁入り道具だった
30年以上前の分厚くて
重たい座布団や客布団。

30過ぎた夫が高校生の頃に
使っていた見たことない程
大きなお弁当箱や、
(娘へ)義妹が幼稚園の頃に
使っていた20年以上前のお弁当箱。

同じく夫や義妹が幼い頃に作った、
時代遅れも甚だしい義母手縫いの服や小物、
夫が使っていた馬鹿でかい学習机、
タンスなどの古い家具。

義母の知り合い、または知り合いの
知り合いからのお下がり、
極め付けは「まだ使えそうだったから」と
資源ごみの日に拾ってきた子供椅子。

嫁いだばかりの頃は
勝手も分からず断りきれず、
お弁当箱までは頂きました。

以後は全て

「いらない」
「こだわりがある」

と、やんわり私から、
断っていますが、
しんどいので
はっきり旦那から
断ってもらっています。

「まだ使えるから」
「折角だから」
「買うと高いから」

と、諦めず押し付けてくる義母。

いらないものをよこすのを
やめてほしいのですが、
どう言えばうまく断れますか?

アドバイスを頂きたいです。

【みーこ・30代・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

まだ使えるものは、
実際使うと使わないとに
かかわらず、とりあえず
取っておくというのは
みーこさんの、お義母さんの
世代に多く見られる
パターンかと思います。

モノそのものに関しては、
すでにみーこさんも
ご主人からはっきりと
伝えてもらったり、

ご自身もいらないことや
こだわりがあることを
やんわりと伝えているとのことで、
良いアプローチかと思います。

ただし、やんわりだから
伝わっていない可能性も
考えられるので、押しの強い
義母さんでしたら、
みーこさん側もよりはっきりと
「困る」ことを伝えてみると
良いと思います。

そのときに、お義母さんが
私を困らせていると伝わると、
関係がぎくしゃくすると
恐れていらっしゃるのでは
ないかと思います。

(ですので、やんわりと
伝えているのかと思います)

伝えるときは、
「私がモノの管理ができなくて困る」
と、主語を「私」にして伝えることを
お勧めします。

ちょっとしたコミュニケーションの工夫ですね。

「私はモノが一定量を超えると管理が
できず、家の中が混乱してきて、
頭の中も混乱してきてしまうんです。

すると、集中力もなくなりイライラ、
夫や子どもにも辛く当たってしまいます。
私はそんな自分が嫌なんです。

ですのでお義母さん、
助けてください!

モノが減るようにどうか
協力してくれませんか?」

といったような、助けを要請する文脈で
モノを減らす話を進めることができれば、
不要に相手を傷つけることなく、
不要なモノの流入を
阻止できるかもしれません。

お義母さんも、愛する夫や
孫に悪影響があっては困るでしょう。

その辺の利害にきちんと絡むよう
明確に伝わるとなお良いでしょう。

さらには
「私はダンシャリアンに
なりましたので」
ときっぱり伝えてみるのも
よいかもしれませんね。

ベジタリアンに肉を
与えないように、
ダンシャリアンには
モノを与えてはいけないと
相手に明瞭にラベリング
させてしまうのです。

もし、お義母さんのミーコさんへの
アプローチが、モノの話のようであって、
実際はモノの話ではない場合は
別な対応が必要です。

「相手に何かを贈る」行為は
無意識な関係性の維持として
機能することがあります。

もしかしたら、お義母さんは、
モノを通して関わり合いを
維持したいのかもしれません。

そうであれば、モノのやりとりを
介さずに健全に関わりあえる道を
模索すると良いと思います。

いらないと言っても送りつけるのは、
お母さんの存在のアピールかもしれません。

お母さんの存在を認める行為として、
たとえば、定期的に電話をするなり、
メールをするなり、会うなり
してみてはいかがでしょうか。

モノを贈る行為を介さずに、
得たいものを得ることができれば、
お義母さんも満足するかも
しれません。

– 川畑のぶこ

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◎編集後記
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僕も実家に帰った時、
あれやこれや、持って帰って
使え、食べろ。
と、持たされることがあります。

食べ物の場合は
「今、ダイエットしてるから…」
と言い、うまく回避できています。

僕の親もコミュニケーションの一つとして
無意識におこなっているのかもしれないですね。

たまには電話してみようっと♪

吉川広典

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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