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2014/06/06(金)

【小松易】もう1つの答え発見です!

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・6・6 No.981

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◆今日の断捨離 「もう1つの答え発見です!」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

 

学生向けの「かたづけ教室」を
行うたび、毎度生徒たちの発想力に
いつも感心させられます。

 

2年ほど前、地元旭川のある中学校で
「かたづけ教室」をさせていただき、
恒例の「かたづけクイズ」に生徒全員、
チャレンジしてもらいました。

 

【かたづけクイズ】
片づけが得意か苦手かはその人の
「か□□」を見れば分かる。

 

あなたは、□に何を入れますか?

 

ある男子生徒は
「かぞく」と答えを入れました。

 

思わず、「正解です!」と
言いたくなる程、
彼の洞察力に舌を巻きました。

 

つい先日、都内の某中学校で
同じクイズを出したところ、
中学2年生のある女子生徒は
「かまえ」と答えました。
これまた、すごい発想力です。

 

「構え」と聞くと、私は
大学時代に始めた剣道の「構え」を
思い浮かべてしまうのですが、
剣道に限らず、多くのスポーツで
「構え」あるいは「フォーム」は
とても重要な要素になっています。

 

「デジタル大辞泉」によると、

 

構えとは、

 

「即座に有効な動きができるように
整えた、からだの格好」

 

とあり、さらに、

 

「予想される事態に対処するための備え」

 

と説明されています。

 

つまり、テニスや卓球の構えは
どんなボールがいつ来ても
対応できるように備えた状態。

 

剣道や柔道の武道の構えも
同様に相手のどんな攻めにも
対応できるように備えた状態なわけです。

 

剣道初心者にとっては
この構えができるまでに
とても長い時間がかかります。

 

大学時代に始めた剣道ですが、
最初の1年間は構えを整えるのに
精いっぱいでした。

 

そして、どう構えても、
一瞬にして先輩の攻めを
面白いように受けてばかりの毎日。
まさに「手も足も出ない」状態でした。

 

ところが、稽古を繰り返すうちに、
少しずつ掴んできたことは、
攻撃を受けやすい構えとは
「構えようと意識した構え」
だということでした。

 

つまり、構えることに意識が行き過ぎて
肩や腕に力が入りすぎていたのです。

 

当然、先輩からの
素早く不意をついた攻めには
全く対応できませんでした。

 

反対に、上段者の先輩たちの構えは
常にリラックスしていて
なんとも言えない美しさがありました。
それは、

 

「構えを意識していない構え」

 

でした。

 

では、「片づけ」という観点で
「構え」というものを見ると
どんな学びがあるでしょうか?

 

それは、自分にとっての「構え」、
つまり、「準備された状態」とは何かを
考える機会だということになるでしょう。

 

常に自分自身の「構え」を作り、
「その時」に備えておくこと。

 

「構え」とはそれぞれの
「理想の状態」であり、それは、
スッキリと片づいた部屋、
オフィス、そしてデスク周りです。

 

「構え」があれば、
いつでも、突発的な事態にも
すぐに対応することができる。

 

「構え」があれば、、万一
「構え」が崩れたとしても、
もとの「構え」に即座に戻すことができる。

 

まるで、パソコンのキーボード上の
「各指のホームポジション」のように。

 

それには、常に、余計なモノは排除し、
適量を心がけ、使う人が使いやすい
ような配置を決めていくこと。

 

日々の弛まぬ取り組みの中から
自分自身の「理想の構え」をぜひ
見出していくことが大切でしょう。

 

さて、今週は自分の「構え」を意識して
片づけを取り組んでみてください。

 

あっ、ちなみに、
冒頭のかたづけクイズ、
私が用意した正解は・・・

 

「かばん」です。

 

うーん、そろそろクイズの答え、
「かぞく」か「かまえ」に
変えようかな~。

 

かたづけ士 小松易

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

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◎編集後記
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たしかに…子供の柔軟な発想力は、
時に、もの凄く的を得た回答を
生み出しますよね。

 

「かまえ」

 

片づけに限らず、人生のあらゆる
行動に対して役立ちそうな…

 

そんな発想を生み出す若さに脱帽です。

 

「思い込み」で固まった頭を柔軟に…
そんな心がけも大切ですね。

 

―安永周平

 

PS
断捨離を始める「かまえ」は、
こちらの3枚セットで身につけましょう♪

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What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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