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2024/08/16(金)

【小松易】「こだわり」にも新旧があります

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

突然ですが、
あなたは「こだわり」が強い人ですか?

「こだわり」という言葉を
辞書で引いてみると、

1 ちょっとしたことを必要以上に気にする。
2 物事に妥協せず、とことん追求する。
3 つかえたりひっかかったりする。
4 難癖をつける。けちをつける。

などの意味があるそうです。

2「物事に妥協せず、とことん追求する」は、
「こだわり」の中でも
カッコ良いイメージですね。

私自身は、子どもの頃から割と
こだわりが強いタイプでした。

たとえば高校時代、
やめたくてもやめられなかったのが、
サッカー部。

練習は楽しくないし、
後輩にはレギュラーを奪われて
試合にも出られない。

でも、3年生まで
サッカーの部活動を続けました。

2年生になるといつのまにか
「元バレー部」や「元卓球部」
の同級生が増えて、バイトを始めたり、
彼女を作り始めたりと
部活動以外の楽しみを見つける人も。

それでも私は頑なにやめませんでした。

理由はただ一つ、

「やめたら、負け」だから。

なにが「負け」なのか、
ただその思いだけに
しがみついて続けてきた。

練習は楽しくないし、
後輩にはレギュラーを奪われて
試合にも出られない、のに。

それらを覆して、
一生懸命練習して、
後輩からレギュラーを奪い返して
ついに試合に出た!

…という訳でもない(笑)

今考えるとそれは、
高校生の私なりの「こだわり」。

中学時代から頑張ってきた
サッカーを手放して、
別のことを始めるのが怖かったのか、
あるいは、
その失敗を認めたくなかったのか。

明らかなのは、
この「こだわり」で得られたのは、
市内で最も自由な校風の高校で、
最も不自由な高校生活を送っていた、
という事実。

「こだわり」には、2種類あります。

「新しいこだわり」

「古いこだわり」
です。

「新しいこだわり」は、
あなたが今目指している人生のビジョン
(目標など)を後押しし、
実現してくれるもの。

ところが、「古いこだわり」は、
今の人生の「詰まり」に
なる場合があります。

自分の中にある「新しいこだわり」と
「古いこだわり」の仕分けを試みること。

それは「かたづけ」の役割の一つです。

あなたにとって、今、
「やめたくても、やめられない」
モノやコトは何ですか?

今週はぜひそれらをリストアップ
してみましょう。

1つでも見つかったら、
それはあなたのどんな「こだわり」と
繋がっていますか?

ぜひそれも書き出してみてください!

ところで、
じゃあ、高校3年間はムダだったのか?
と問われたら、

答えはただ一つ。

自由さの中、勝手にその不自由さと
格闘していたあの3年間は、
私の人生で物凄く大切で、
かけがえのない時間でした!

「やめたら、負け」という
「古いこだわり」は手放します。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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私は日常のちょっとしたこだわりを
色々と持っています。

生活習慣については、
大ざっぱな部分もたくさんあるので、
こだわりが強い人間、
とまではいかないかもしれませんが。

「古いこだわり」になっていないか、
こまめに振り返りたいですね。

西 優里花

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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