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2022/06/24(金)

【小松易】「片づけ」も立派なビジネススキル

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。

かたづけ士の小松易です。

BS朝日で放映されている
「ウチ、“断捨離”しました!」など、
片づけをテーマにした番組が人気です。

自分以外の人の片づけを見ていると
片づけの方法がわかるだけではなく
モチベーションがわいてくる、
などの効果もあるようです。

途方もなく散らかった家を片づけるとき
プロが最初にやることって、
なんだかわかりますか?

それは、「ムダな収納をなくすこと」

実は片づけが苦手な人ほど
家中が収納ケースやグッズで
あふれている、ということがよくあります。

“うちが片づかないのは、狭いからだ”

“モノが片づかないのは、
 収納スペースが足りないからだ”

そう思いこんでいる人は、
「さあ、片づけるぞ!」と決意する度に
収納グッズを買い集めてしまうのです。

しかし、これまで多くのお宅を
拝見した経験から言わせていただくと
片づけられない人は、
広い家に住んでも、収納スペースがあっても
その分だけモノを増やしてしまい、
結局片づかない傾向にあります。

整理の4ステップが、
「出す」「分ける」「減らす」「しまう」
であることは、これまで何度も
お伝えしてきましたね。

どうしても収納家具を検討したいなら、
「減らす」が終わってから!

先に収納スペースを増やしてしまうと
本来減らせるはずだった不要なモノの
分別する機会を失うばかりでなく、
安心してつい、無駄にモノを買ってしまった
という残念な結果を招きます。

“あとひと部屋あれば・・・”
なんて思わずに
まずはとにかく減らしてみましょう!

また、最近よくInstagramなどで
「見せる収納」と題し、
収納グッズを活用して
整然と美しく片づいたリビングの写真を
アップしている人がいますが、
片づけが苦手な人にはあまりお勧めしません。

収納グッズで
細かく収納場所を分けてしまうと
片づけが苦手な人は、
モノを取り出したら最後、
元に戻せなくなってしまうからです。

まずは今ある収納スペースに
きちんとモノを収めるところから
始めてみましょう。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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小さい頃、母とよく住宅展示場に
行くことがありました。

どの家もおしゃれで素敵だったのですが、
毎回母が言うのは、
「うちも、こんな風に
 収納がもっとあったらね…」
という言葉。

子供だった私は、
「うちはそんなに収納が少ないのか、、、」
と思っていたのですが、
大人になった今考えると、
実家は、十分な部屋の広さと
収納があると思います^^;

もし、もっと広い家に引っ越したとしても
使っていないモノを手放さない限り
いつまでもこの悩みから解放されることは
ないのだろうと思います。。。

あなたのお家はどうですか?
ぜひ、考えてみてくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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