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2021/10/08(金)
【小松易】エネルギーを生み出す場所になっていますか?
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こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
東京大学社会科学研究所・
ベネッセ教育総合研究所の
調査によると、
“整理整頓ができている子は、
整理整頓ができない子に比べて、
「人に言われなくても
自分から勉強する」傾向が強い”
ことが分かったそうです。
私も以前に、
「勉強できる子がやっている
片づけの習慣」(PHP研究所)
という本を出版したことがありますが、
やはり片づけと子どもの自主性、
成績には相関関係があると思います。
以前、某受験生向けの雑誌で年に1度、
「片づけ」に関する記事を
担当していました。
受験に集中できる勉強部屋を
どう作るかというテーマで、
タイトルは
「部屋の整理は頭の整理
勉強部屋プロデュース!」
受験生にとって
もっとも大切なものって
何かお分かりでしょうか?
短期決戦の彼らにとって
一番大切なのが「時間」。
志望校合格というゴールに
向けて、どのように「時間」を
使っていくかが勝負の、
いや「合否」の分かれ目なのです。
「時間」と言えば、
よくセットで使われるのが
「効率」という言葉。
効率がよくなるとは、
同じ時間でより多くの問題や
作業がこなせるようになること。
または、1つの問題や作業を
以前よりも、速くこなせるように
なること。
この受験雑誌の他記事に
こう書いてありました。
「結果を左右するのは、
こなした量ではなく、身についた量」
つまり、受験生にとっては
「効率」だけを目指せば
よいわけではありません。
短い時間でどんなに
問題をこなせるようになっても
身につかなければ意味がないのです。
そう考えると、
受験生にとって良い部屋とは
「量」と「質」、この2つの視点が
大切になってきます。
効率的な部屋とは、
探し物が少なくムダのない部屋です。
その結果、受験勉強がはかどる、
成績がアップして、志望校に受かる。
そんないいループを生み出すのが
「片づけ」の効果です。
また本来、自分の部屋とは、
リラックスできたり、癒されたり
満足や充足が感じられるべき場所
ですよね。
そこが散らかっていては、
リラックスもできないし、
何かに集中して取り組むこともできません。
自宅が、自分や家族の
エネルギーを生み出すための
効率的かつ効果的場所になっているか?
ぜひ、この週末に見直してみてください。
いつもあなたを応援しています!
小松易
◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/
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◎編集後記
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身の回りの環境から受ける影響は
思っている以上に大きいといいます。
もし今、
・子供が勉強に集中できていない
・自分自身、家事を面倒に感じている
・家にいてもリラックスできない
と感じているのなら、
お家の状態を見直して、
ぜひ、エネルギーを生み出せるような
空間づくりを意識してみてくださいね^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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