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2021/07/03(土)
【おのころ心平】低気圧が近づくと不調になる、のなぜ?
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FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
7月だというのに、
全国的に雨模様が続きますが、
低気圧が近づくと、
頭痛や膝の痛み、カラダのだるさなどを
感じる人がいます。低気圧の接近がなぜ、
そうした症状につながるのでしょう?
※ ※ ※
低気圧が接近すると、
上昇気流が生まれます。
低気圧だから、下降気流でぐっと気圧の
プレッシャーが地表にかかるような
イメージがありますが、逆なんです。
上へと空気が引っ張られ、
地表近くの空気は薄くなります。
空気がぼわーんと広がるように
膨張するのです。
※ ※ ※
空気が薄くなると、高山病みたいに、
それだけで、だるくなる人もいるのですが、
それ以上に、
ふだんの空気の圧力が弱くなるせいで、
カラダにかかっている空気圧の力が、
ふわっと抜けてしまってその圧力が弱くなり、
いわば、つっかえ棒がなくなった状態で、
カラダの内側から、膨満してしまうのです。
※ ※ ※
これはいわば、頑張っている人が、
はしごを外されたように肩透かしにあう状態。
そう、ふだんプレッシャーに耐えて
がまんしている人の方が、低気圧に弱い
ということなのかもしれません。
ふだんあなたの輪郭をかたどっている
外気というプレッシャーが弱まる結果、
あなたは、あなたの輪郭を保てない……。
※ ※ ※
これをココロの面でまとめて言えば、
●ふだん、環境に合わせすぎている
●硬直化した特定の人間関係に縛られている
●「はいじゃあ、自由にどうぞー」と言われたとき、
自分をどう保ってよいかわからない……
気圧の変化というのは、まさに
あなたをとりまく環境の変化を
象徴しているというわけです。
おのころ心平、自分医学シリーズ7月は・・・
~気圧の変化と重力に負けないカラダ!~
【姿勢と痛みのココロ】
と題してお送りしたいと思います。
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―おのころ心平
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◎編集後記
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私もかなり低気圧の影響を
受けるタイプなのですが、
いつもプレッシャーに耐えて
我慢しているんですかね^^;笑
気圧の変化と重力に負けないカラダ
気になります!
間中亜衣
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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