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2024/05/05(日)
【山際恵美子】服に「着られる」人と服を「着こなす人」の違い
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FROM 山際恵美子
おはようございます。
ファッション・ディレクターの
山際恵美子です。
自分にとっては当たり前でも
それが世間のスタンダードではない
ということが時々あります。
パーソナルシッピングに同行して
そのひとつに気づきました。
事件は試着室で起きていました。
あなたは試着をして、その姿を鏡に映す時
まずどんなアクションを起こしますか?
実はこのアクションによって
おしゃれ迷子さんが否かが
はっきりとわかるのです。
気になるそのアクションには
2タイプがあります。
タイプ1は、アイテムをそのまま着て
鏡の前で首をかしげるタイプ。
タイプ2は、鏡に映った瞬間
袖をまくる、ボタンをもう1つ外す
襟を立てるなど、自分の身体にあった
着こなしを即座に試すタイプ。
さて、あなたはどちらでしょう?
私はタイプ2で、それを無意識に
当たり前のこととしてやっていました。
しかし、たくさんのおしゃれ迷子さんと
ショッピングを共にすることで
おしゃれが得意ではない、
あるいは自分のおしゃれに自信のない人は、
着られるがまま、つまり、
なんの補正も試みず鏡の前に
立つのだということに気づきました。
この差はどこからくるのか?
タイプ1は服に「着られる」人、
タイプ2は服を「着こなす」人。
この大きな違いを産むものこそ
洋服を着たときの
ファーストリアクションなのです。
自分に服を引き寄せる方法を知っていると
あるがままの服の形を「崩し」て
自分に似合うポイントを探すことが
出来るようになります。
顔が大きいから、シャツのボタンは
シャープなVが出る所まで開ける。
手首の細さを強調するために
袖は必ずたくし上げて調整する。
ウエストの高さはボトムスとのバランスで
最良の位置をみつける。
試着室から出て1分の間に
これらの作業が無意識でできるようになれば
あなたはもう迷子さんではありません。
この訓練(?)にはお金は一銭もかからず
ただひたすら試着して慣れる、つまり
経験値をあげていくだけで、
誰でも身につけることができます。
究極のテクニック、ぜひお試しあれ!
山際恵美子
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◎編集後記
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「着られる」人と「着こなす」人の違い、
これは「モノ軸」と「自分軸」の違いでも
あるように思えます。
「自分軸」がないと、
洋服という「モノ」に振り回されるけれど、
「自分軸」のおしゃれが分かっていれば、
洋服を活かしてあげることができる。
何事にも「自分軸」なんだなと
感じました。
西 優里花
この記事の執筆者について
山際恵美子
ファッションディレクター
一般社団法人ウーマンメディア協会理事
東北大学卒業後、ロータリー財団奨学生としてフランス留学。帰国後『エル・ジャポン』創刊メンバーとして編集の道に入る。 ファッション雑誌「GINZA」元編集長。フランス語と英語を活かし、ミラノ&パリコレクションを10年以上最前線で取材。マークジェイコブスやシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドの単独インタビューなど独自のアプローチで注目を集める。 雑誌「エル・ジャポン」「クロワッサン」「GINZA]を経て 、書籍編集に移り、「断捨離」担当編集はじめ、ファッション、美容、医療、料理、ライフスタイルなど幅広い書籍を出版。 2016年マガジンハウスを退社後、ファッションアドバイス、執筆・編集、講演などで活躍中。
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