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2023/03/24(金)
【小松易】あなたの片づけが停滞する理由
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こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
以前、あるテレビ番組のロケで
局のアナウンサー室に
お邪魔させていただくことがありました。
もちろん、テーマは「片づけ」です。
共演者はお笑いタレントの
フットボールアワーのお二人。
特に今では数多くの番組で
MCを担当する後藤輝基さんは
私にとってある意味衝撃でした。
3人でアナウンサーのデスクを
チェックしていくのですが、
後藤さんの放つ一言一言が
とにかく的確で、面白いのです。
ああ、これがプロの技なんだと
笑いをこらえながら、
感心しきりでした。
あるベテラン男性アナウンサーKさんの
デスク周りを私が診断し、
キレイにするために自分で片づけるよう
促して、一旦その場を離れました。
その後は数名の女子アナのデスクで、
同じようなやり取りを続けていました。
すると後藤さん、おもむろに
先ほどの男性アナウンサーの様子を見て、
こう言ったのです。
「Kさん!『片づけあるある』
やっている場合と、ちゃいますよ!」
「片づけあるある」とは、
片づけると思わずやってしまう
“余計な”行動のこと。
デスクをいそいそと整理する
ベテラン男性アナウンサーKさんの
「片づけあるある」とはいったい
なんだったと思いますか?
後藤さんの一声で全員が目を向けると、
片づけていたはずのKさんが
思いっきり何かの本を読み耽っていました。
片づけているつもりが、
気がつくとつい懐かしい本や
アルバム等を見てしまう。
会社で片づけると、つい
「あ~こんなのあったんだ!」と
「使えそうな」資料を発見して
読み耽ってしまう。
そこからなにか調べたくなって
ネットサーフィンをしてしまっている。
まさに言い得て妙、
「片づけあるある」です。
懐かしくなったり、楽しくなったり。
つい得したような気持ちになってしまう
この危険な「あるある」は、
すぐに意識をこう切り替える
必要があります。
これは単に「錯覚」だと。
人というのは「忘れる生き物」です。
基本、忘れるようにできています。
ですから、
忘れないようにするには
工夫や仕組みが必要です。
片づけるとは、
すなわちモノと向き合い、
その存在を意識し、確認する機会です。
片づけられる人は、
何がどこにあるか分かっています。
逆に、片づけられない人は
どういう人かというと、
「把握していない人」なのです。
把握していないから、
不意に「再会」したモノが
「サプライズ」に感じて
嬉しくなってしまいます。
喜びはすなわち「錯覚」であり、
普段、片づけていない「証」なのです。
手が止まりそうになったら
「これは錯覚!」と呪文のように唱えて、
スルーしましょう。
じつは、
人にはそれぞれ「停滞するパターン」
というのがあります。
「パターン」なので、
繰り返されるものなのですが、
厄介なのはそれが無意識に行われる
ということです。
無意識だから、いつまでも継続します。
さきほどの男性アナウンサーの場合は
「分散パターン」に、はまっています。
分散パターンは
近年特に顕著に“人気”の
停滞パターンの1つです。
分かっていても、つい分散してしまうです。
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この「停滞するパターン」を
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身軽に生きられない」
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つい陥ってしまう「停滞パターン」を
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◎編集後記
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小松さんのお話、
耳が痛いです。。
なぜなら、つい先日、
「分散パターン」にハマっている
自分がいたからです…(TT)
書類の断捨離に
取り組んでいたのですが、
大学時代にもらったアルバムや
手紙を見つけてしまい、
懐かしい思い出に浸って、
手が止まっていました…。
対策法を知ったので、
早速実践していきます!
住田莉良
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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