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2023/03/08(水)

【川畑のぶこ】人間がもっとも“執着”するものは?

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

今日は、みなさまからのご相談をお休みし、
川畑のぶこの所感をお伝えします。

————————————

「執着ほど人間を
 苦しめるものはない。」

ブッダの言葉です。

そして、
私達人間がもっとも執着するのは、
「命」でも「健康」でも
「お金」でもなく…

「考え方」だと説いています。

すなわち、
人生において私たちを
もっとも悩ませるのは私たちの
「考え方」にほかならないのですね。

命、健康、お金への執着も、
もとをたどれば、
私達固有のそれらへの受け止め方や
考え方によるものということになります。

その考え方や信念が私達の人生を
豊かにしてくれることもあれば
逆に苦しみになることもあります。

イライラしたり、クヨクヨしたりするのは、
凡(およ)そ、
「かくあるべき」という考え方に、
自分や相手が当てはまらなかったときでは
ないでしょうか。

妻として、夫として、子として、親として
仕事人として、友人として、
コミュニティーの一員として…

「かくあるべき」という
理想を抱くことは
大いに結構なことですが、
それが歪んでいて、
無自覚でいると不調和を
生み出してしまいます。

たとえば、
周囲に気を配るのは良いですが、
相手の気持ちを深読みしすぎて、
(=相手がそこまで望んでいないレベルで)

はたらきかけているなら、
たとえ良かれと思っての行為であっても
相手には負担になり
疎ましく思われるかもしれません。

相手も
「してくれている」のをわかっているので
拒否するのもなんとなく
大人げない気がして憚られる。

そしてなんとなく居心地が悪くなって
精神的な距離を取ってしまうなんて
ことは多々あります。

相手に合わせすぎることを
心理学用語では過剰適応というのですが、
なぜ、そこまで自分を殺して
相手に合わせてしまうのでしょうか。

それは、
「相手に優しくするべき」という信念は
あくまでも表層的なものであって
実はその裏には
「私は愛される努力をしなければいけない」
という信念が…

引いては
「だって、放っておいたらなら…
 私は愛される存在ではないのだから」
といった信念が根底にあったりします。

これは実に無意識です。

相手のためと思ってしていたはずのことが、
実はそんな自分の満たされない
心のぽっかりを埋めるための
補償としての行為だったりするのです。

もちろん、
私達は社会的動物で
互いを満たし合うことで
バランスがとれますし、
自分も相手も不可分な部分はあります。

それでも、
その行為が自分に向きすぎている、
あるいは相手に向きすぎていると、
そのアンバランスさが人間関係に
歪みをもたらしてしまいます。

相手も、実は自分自身を満たすために、
人の気持ちを無視しているのでは?
とうっすら感じ取ったり、

また、
そこまでしないと私に嫌われるとでも
思っているのか?

と、どことなく信頼されていない感じに
受け止めてしまったりして、
なんとなく疎ましさを
感じてしまったりするのです。

無論、表面的に波風立てず、
その場をやり過ごすためには
安全な関わり方かもしれませんが、

真に充足した人生や
豊かな関係性を構築したい場合は
自分に合わせすぎるばかりでなく、
相手に合わせすぎることも
逆効果となることがあります。

まず、根本的に、
なぜそこまでの努力をしないと、
自分は愛に値しないと思ってしまったのかを
探求してみると、
幼少期の親や大切な相手との関わりに
行き着くでしょう。

寂しさや孤独を逃れるための愛情争奪戦で、
自分の振る舞いのパターンを
獲得してきたことに気づくと思います。

それは兄弟姉妹との競争だったり
学校やコミュニティーで
いい子になる努力だったり、
実に不器用で健気でいじらしい
過去の自分が見えてきます。

その自分を認め、受け入れ、
そして「もう大丈夫だよ」と
言ってあげることができたなら、
私たちは心の過剰さを
取り除くことができるかもしれません。

ときおりそんな心の棚卸しをして、
自分軸・相手軸のバランスを
取り戻すことができたなら、
私達の人生はより軽やかに
なってくることでしょう。

– 川畑のぶこ

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◎編集後記
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執着は苦しみを生み出すので、
手放すことが大切ということですね。

自分がどんなことに執着しているのか、
そしてそれは何が原因なのか、
などに気づいていくことが
毎日をごきげんにリラックスして
生活できるためのきっかけに
なるのではないでしょうか。

しかし、
具体的にどうやって執着を
手放していけばいいのか分からない…と
思っている方もいらっしゃるでしょう。

もし、そうだとしたら、
執着心を手放すための方法を
解説した講座があるので、
ぜひ一度詳細を確認してみてください^^

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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