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2022/12/16(金)

【小松易】幼少期から片づけの習慣を身につける方法

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。

かたづけ士の小松易です。

今年6月、
「おうち教材の森」という教育系メディアが
「子どもについて困っていることは?」と
親御さんへのアンケート調査を
実施したところ

1位「言うことを聞かない」
2位「片づけができない」

だったそうです。

参考サイト
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000076895.html

「出したものをそのまま放置する」
「モノをなくす事が多い」
「脱いだ服をそのままにする」

など、片づけられない子どもに対して
困ったり心配したりする親御さんの声が
多数寄せられました。

かたづけ士の私としては
子どもの頃から片づけの習慣を
身につけておけば、
大人になったときにラクだろうなと思います。

大学や会社の寮生活、
シェアハウスや友人とのルームシェア、
パートナーとの同棲や結婚、

どれをとっても自分が片づけられないと、
周りに迷惑をかけてしまうことになります。

以前、私の知り合いが、

「うちの上司、
 自分が飲んだコーヒーカップを
 洗わずにデスクに置きっぱなしに
 するんです。いつも誰かが、
 プリプリ怒りながら洗ってます」

と言っていましたが、

たとえ1人暮らしだとしても
社会生活を送る以上は、
最低限「自分のモノは自分で片づける」
癖はしっかりと身につけておきたいものです。

実は、子どもの片づけというのは
大人の片づけよりも、カンタンです。

理由は、大人よりも、
保有するモノの数が少ないことに加えて
片づけのコツをつかむのが早いから。

大人は「さあ片づけよう」と思っても、
モノへの強い執着や、
片づけのタイミングを図りすぎて、
行動へ移せないことが多いのです。

以前、NHKのある番組の企画で
小学4年生と中学3年生の女の子に、
片づけ方を伝授することになりました。

番組に登場した小学4年生の女の子は
モノがなかなか捨てられないタイプ。

中身がぎっしり詰まった
ペンケースの整理・整頓をしたのですが、
要・不要の判断に、
とても時間がかかりました。
 
小学生くらいの年齢の子どもには、
仕分けのしかたを
しっかり教えてあげることが肝心です。

「不要のモノは友達にあげる」
という仕分け方をアドバイスしたことで、
仕分け作業はグッと進みました。

受験を控えた中学3年生の女の子は
モノを捨てることはできるけれど、
上手に収納ができないタイプ。

モノであふれた勉強机で
受験勉強をしていました。

中学生にもなれば、
教材プリントが一気に増え、
また、興味の対象も広がるため、
趣味やオシャレのためのグッズ、
思い出の品など、保有するモノの量が
増えていきます。

こうした年齢の子どもには、
片づけのきっかけやタイミング、
整理・整頓のコツをアドバイスします。

1週間、1ヶ月、1学期、
長期のお休みなどをメドに、
片づけをすることを決めておくと、
後々習慣化しやすくなります。

親御さんの子どもへの働きかけも重要です。

「なぜ片づけをするのか」
という片づけの必要性や、
「片づけると勉強ができるようになる」
などの効果を伝えると
子どもは素直に動いてくれます。

「片づけの動機」や「メリット」が
あれば動けるのは子どもも大人も一緒。

「片づけのやる気が出ない…」と思ったら
「動機」と「メリット」を
思い出してみましょう。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://www.sukkirilab.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
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学校で教えられるのは、
「整理整頓をしましょう」という
ざっくりとした言葉。

ここでは、
モノの量には言及されておらず
モノが整然と並んでいれば、
片づけができていると思い込んでしまい、
収納術に走ってしまった方も
多いのではないでしょうか?

たくさんのモノの量を整然と並べて
収納をするのは、ある意味至難の技。

ただでさえ、忙しい生活を送っている
私たちにはそんな時間はないはず。

であるならば、
まずは「片づけの動機」
「メリット」を明確にし、
モノの絞り込みから
始めてみてくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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