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2022/12/07(水)

【川畑のぶこ】Q.長男にだけイライラしてしまいます…

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をシェアします。

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Q.長男にだけイライラしてしまいます…

こんにちは。
いつもメルマガ楽しく拝見しております。

子どもについての悩みを、
ご相談させてください。

私はいま3人の子育て真っ最中です。

下の男の子と女の子はとにかく可愛くて、
目に入れても痛くない程だと思えます。

しかし、
小学5年生の長男に対してだけ、
すごくイライラしたり、
嫌悪感を感じてしまいます。

会話でもぶつかることが多く、
なんであんな性格なんだろう、
と受け入れ難く感じてしまいます。

思春期にさしかかるので、
余計にぶつかりやすいのかもしれませんが、

最近は性的なことにも関心がでてきたのか、
そういう側面を見ると気持ち悪いと
感じてしまいます。

思えば、私自身の中で、
長男に対しては小さな頃から、
可愛いというよりも、
なんとか育てなくては…
という義務感の方が優っていて、
愛している、愛しい、と感じることが
あまりありませんでした。

こんなことは母親として最低なのではないか
と自分を責める気持ちもあります。

長男は学校生活においても
友人関係などでも悩むことが多く、
自分に自信がないようです。

「人から嫌われるのを恐れる必要ないよ、
 味方もいるよ!」

と励ました後に、

自分が長男を嫌だと思っているせいで、
嫌われることが怖くなって
しまってるのだろうか、と思ったり、

私が愛情をかけられていないために
自信がないのかもしれないと、
申し訳なく思うこともあります。

長男は、誰からもとても優しくて良い子だね、
と言ってもらえるような子です。

問題は私にあるのだと思います。

長男に対しての私の感じ方について、
なぜそう感じてしまうのか?

また、この気持ちをどう理解し、
どう扱っていったらいいのか?
わからずに戸惑っています。

アドバイスいただけますと嬉しいです。

本当なら、どの子も愛情を注いで
大切に愛してあげたい…

【ママ・30代・女性・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ご長男を他の子と同じように愛したいのに
愛せないというママさんの苦悩が伝わります。

ママさんもおっしゃるように、
第一子というのは右も左もわからぬまま
育児が始まるため、ゆとりがなく、
ひたすら必死に手を動かしてきた
という人は多いと思います。

同時に、

「果たして私は理想の親に
なれているだろうか?」

「理想の子どもを育てられて
いるだろうか?」

と、理想を追求しやすいのも
第一子ではないでしょうか。

すると、子どもは
「理想の私を代表する存在」となるため、
期待をかけやすくなります。

自分を子どもに投影してしまうのですね。

この子がきちんとしているということは、
私がきちんとした人間だということ、
といった具合に。

無意識が自分の価値の証明のために
子どもを使ってしまうのです。

親の子に対する期待が適度だと、
子どもにも良い刺激となりますが、
その期待が過度だといわゆる
「いい子」に育つこともあります。

子どもも、自分は
受け入れられる人間かどうか疑わしいため、
相手に過剰に合わせてしまう、
手のかからない子どもとなるのですね。

もしかしたら、ママさんご自身も
周りの評価を気にしすぎてしまうところが
あったりしませんか?

ママさんのご長男さんへの態度は、
ママさんのご自身への態度かもしれません。

自分に厳しいと、
自分の投影のご長男さんにも
厳しくなってしまうでしょう。

もし、ご長男さんに
愛情と優しさを持って接したいなら、
ママさんご自身にそのように
接することが大切かもしれませんね。

ご長男さんに対しても、
決して愛していないのではなく、
自分の理想とする
(優しさや思いやりを持って)
愛の形で表現するゆとりがなかった、
というのが事実でしょう。

ぜひ、まずは
ご自身を厳しく評価することをやめて、
弱さやいびつさもみーんなひっくるめて、
「私OK♪」という姿勢で
向き合ってみてください。

性的なことも、
それが倒錯したもので無い限り、
本来ご長男さんはとても健全な
発達を遂げているだけです。

その表現に関しては、
社会では自由に表現することが
憚(はばか)られますから、
そのような社会通念や親からの教え
(非言語的であったかもしれません)
などが歪み、それがママさんの中で
「性的なこと=汚らわしいこと」
という信念として定着してしまった
可能性があります。

理想的でない部分を
自ら切り捨てようとすると、
それはもうひとりの自分として、
心の奥底へしまいこまれてしまいます。

精神医学者で心理学者のユングは、
この無意識に抑圧されたもう一人の自分を
シャドウ(影)と呼びました。

抑圧したものがやがて消えるかというと、
シャドウはいつも吐口を求め、
折に触れて悪さをします。

ママさんのシャドウがご長男さんへ投影され、
苛立ちやときとして怒りや憤りとして
現れるのはその典型といえるでしょう。

本当は性的なものも柔軟に受け入れて
満喫したかったもうひとりのママさんの
反応かもしれないのです。

本当はもの静かで穏やかな自分なのに、
暗いことはいけない、常に明るく無くては!
と鼓舞し、妙に明るく振る舞ってばかり
いると、物静かな相手に過剰反応して
嫌悪感を抱くかもしれません。

心の奥底ではお金が欲しいと思っているのに、
「お金を欲するのは貪欲でいけないこと」と
社会的な仮面で抑圧していると、
稼いでいる人や率直にお金のことを話す
人たちを不必要に嫌悪するかもしれません。

このように、過剰に反応してしまう
相手の中に、生きられなかった
もうひとりの自分を見つけたのなら、
それを拒否し続けるのでなく、自身の中に
上手に統合していくことが大切となります。

ここにも受容とやさしさの課題があります。

光は強くなればなるほどに(理想を完璧に
追求すればするほどに)影は濃くなって
私たちを追いかけてきます。

そうであれば、影を切り離そうとせずに
ご自身の中に統合していくことが課題です。

ママさんが嫌悪している性的なものに対して、
もう少しリラックスしてそれらを健全に
満喫できる私がいたらどんなだろうと
想像してみてください。

それでもママさんが
素敵なママさんであることに
変わりはないのですから。

ママさんのそんなご自身の受容とやさしさが、
息子さんとの関係に違いをつくり、
より愛したかったかたちで、彼を
愛せるようになるのではないかなと思います。

– 川畑のぶこ

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講師:川畑のぶこ 心理療法家
詳細はこちら→https://shadow.peatix.com

※こちらはNPO法人サイモントン療法協会様の主催です

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◎編集後記
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今あなたが抱えている悩みを
断捨離メルマガ毎週水曜日の執筆者、
心理療法家・川畑のぶこに
相談してみませんか?

誰にも打ち明けられない悩みを
打ち明けることで、心が
ラクになることもあります。

お寄せいただいた
相談の中から一つ取り上げ、
川畑のぶこがお答えします。
川畑のぶこへの質問・ご相談はこちらから

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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