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2022/02/18(金)

【小松易】わずかでも「進捗」を

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。

かたづけ士の小松易です。

お笑い芸人キングコングの西野亮廣さんは
朝、起床すると、
お客様から注文が入った著書のサイン本を、
自ら梱包し、宛名を書き、
郵便ポストに投函しにいく
というルーティンを長年の日課に
されているそうです。

西野さんほどの忙しい人ならば
雑用は外注したほうが効率がいいのでは?
と疑問に思いませんか?

しかし、彼曰く
「僕が普段やっている仕事は、
何年もの長いスパンで取り組むものが多い。

仕事が前に進んでいるという実感が
なかなか得られない日も多い中、
毎日サイン本が売れて、お客様のところに
着実に届いている、という「進捗」が
実感できるルーティンワークは自分にとって、
とても大切な作業になっている」

このことを裏付けるデータがあります。

ハーバード大学の研究者が
数千人の業界人が綴った
1万日分以上に渡る日誌を分析し、
『最高の1日』と『最悪の1日』を
分ける要因を調べたところ、
それは『進捗』だと分かったそうです。

重要な仕事だけでなく、
たとえば切れていた文房具を補充する、
というような小さな進捗でも
モチベーションを上げる要因になることが
明らかになったのです。

確かに
「進捗」が実感できるかどうかというのは
わたしたちのモチベーションを大きく
左右しますよね。

以前、ある会社の幹部向け
「片づけ研修」の後に
アンケートをとったときのことです。

目立って多い回答は
「継続するのが難しい」
「なかなかモチベーションが続かない」
というものでした。

中でもある男性幹部の方は、
「自分自身の片づけが続かないのに、
 部下を巻き込んで社内片づけを
 推進することなんて
 自分にとっては至難の業です」
と嘆いていました。

なぜ、こんなにも「片づけが続かない」
と嘆く人が多いのでしょうか?

人事・組織コンサルタント 
相原孝夫さんの言葉に
こんなものがあります。

『モチベーションはプロセスに宿る』

相原さんによると、
「社員の意欲を高めるカギ」は、
「優れた仕事に対する評価」
「目に見えるインセンティブ」
「明確な目標」などと人は認識しているが、
実は「絶えざる有意義な進捗」が
最も重要な要素なのだそうです。

つまり、少しでも前に進んでいることが
感じられたり、行動していることを実感でき
たりすると、
人はやる気を継続できるということなのです。

「行動が先、モチベーションは
後からついてくる」のです。

モノ・コト、いずれの片づけにおいても、
「大きな一歩も、小さな一歩も、実は
 さほど変わらない」と認識すべきなのです。

1回きりの片づけではなく、
「継続」を優先するならば、
「どれだけの量」を片づけたかよりも
「どれだけの回数」取り組めたかのほうを
重視してみると、ラクに楽しくできるでしょう。

ゴミたった1つだけでもいい。
机の引き出し1箇所だけでもいい。

わずかでも「進捗」を。
これを常に意識していきたいですね!

いつもあなたを応援しています!

小松易

★【しごとの原点は、父】
「職人的なところは林業の父譲りですね。」
そう言われて、ハッとしました。
「職人的なんだ、自分は」と(笑)

「スッキリ・ラボ」誕生秘話など、
3枚の写真で、この16年間を振り返りました。
ちょっと長めの動画ですが、
まだという方はぜひ、
ご覧いただければうれしいです。

JCO版私の履歴書【お正月特番】
038 スッキリ・ラボ 小松 易
https://www.youtube.com/watch?v=sEL5NmZfeBw&t=14s

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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「進捗」を確認できることは重要ですよね。

私は仕事のタスクを
PCのメモ機能に記載しています。

終わったタスクにひとつひとつ
「取り消し線」を入れていくのですが、
1日の終わりに確認するとちょっとした
達成感を味わうことができます。

ポイントはできるだけ
細かくタスクを書き出すこと!

ぜひ、断捨離でも
取り組みたい箇所を細かく書き出して
少しずつ取り組んでみてくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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