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2021/04/09(金)

【小松易】頭の中の容量

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

先月行われた将棋の名人戦で、
現役最年少タイトルホルダーの棋士、
藤井聡太王位が、10戦全勝を果たしました。

連勝記録を21に伸ばし、
羽生善治九段らと並ぶ
歴代2位となったそうです。

本当にすごい才能です。

天才というのは、記憶力が桁違いに
いいのだろうなと想像してしまいますが、
以前、羽生善治さんがあるインタビューで
こんなふうに言っていました。

「忘れることは次に進むための大事な境地」
 
覚えている必要がなくなったものは
どんどん忘れていかないと
新しいものが入らないのだそうです。

つまり、羽生さんは人の頭の中に
収められる記憶の量には限りがある、

または、思い出せる量には
限界があると言っているのでしょう。

これはまるで、家で行う片づけと同じ発想です。

頭にも、家や部屋にも、
容量には限りがあります。

その状況をうまく乗り越えるためには、

頭… 必要のないものは「忘れる」
家や部屋… 整理、つまり「減らす」

ことが大事なのです。

羽生名人は、

「頭の中は上手に整理できれば、
 使える容量は増えるはず」
 
とも付け加えています。

さらに、意図的に忘れることは難しいけれど、
訓練でできるようになるんだそうです。

その言葉どおり、

「過去の勝負結果は勝っても負けても、
 反省したらすぐ忘れる」

というのが彼のすごいところです。

それも訓練の賜物ということでしょう。

人は「忘れる生き物」。

人間であれば不可避ともいえるこの特性を
あえて積極的に受け入れることで
新しいアイデアや発想を生み出す
機会としていく。

同じく、モノを取捨選択し減らすことも、
「新しい風」を家や部屋に取り入れる
チャンスと捉えてみる。

整理のための物の取捨選択も、
私は羽生さんと同意見で、
訓練だと考えます。

ぜひ、日々の片づけは
取捨選択力を養う訓練だと思って
今日も片づけに取り組んでいきましょう。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆お知らせ◆

28年前(!)の4月。
新入社員として配属されたのは
ショッピングセンターの工事現場。
分からないことだらけで
常に必死な毎日でしたが、
そこで学んだのは段取りと片づけでした。
いまでも当時の先輩方に感謝しています。

このたびその建設業の職場環境を応援したい!
そんな思いで「かたづけサービス」を企画しました。

建設にすこしでも関係のある方、
「なんだろう」ってご興味持った方は
ぜひご覧いただければうれしいです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/202103kensetsu

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

なるほど!

おそらく私の頭の中は常に
容量オーバーな状態かもしれません^^;

頭の中にも余白を作れるよう、
“忘れる”訓練をしてみたいと思います!

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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