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2021/03/26(金)

【小松易】“言語化”できてる?

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

近年、日本の子どもたちの
「読解力」の低下が
指摘されているそうです。
2000年には世界8位だった順位が
2018年には15位に下がってしまったんだとか。

文科省の国立教育政策研究所は、
自分の考えを他者に伝える能力に
課題があると考察しています。

かくいう私も、かたづけ士として
「自分の考えを言葉で伝えること」
の難しさを日々感じています。

メルマガを書いているときに
文章がなかなか出てこないことが
よくあります。

その理由を考えていて、
いくつかの「こだわり」が
あることに気がつきました。

私のメルマガを書く際の
こだわりポイント。
それは、

1.分かりやすく
2.行動につながり
3.楽しめる内容になっている

の3つです。

そんな想いを込めて毎回、
執筆しています。

ところが、
「3.楽しめる内容になる」
が、ときどき「詰まり」の原因に
なっていることに気がつきました。

子どものころから
「ウケ狙い」が大好きだった私。
学校でも家でも誰かを笑わせようと
虎視眈々と狙っていました(笑)

それが、大人になった今でも意外なほど
必死にやっていたことに気づきました。

人を楽しませる文章を
「上手く」書こうと思うあまり、
思考も指も止まってしまっていたのです。

そして、今回
こんなふうに「言語化」できたことで
ちょっと気持ちが楽になり、
また文章を書き出すことができています。

人は「言語化」できると楽になります。

なぜならそのことで
自分の気持ちや考えを理解し、
人に伝えることができるからです。

「片づけ」についても
同じようにいえるのではないでしょうか。

片づけがうまくいかない理由を
自分なりに「言語化」できているか?

そんな視点でいちど振り返ってみましょう。

「服を捨てるときに止まってしまう」
のであれば、そのままにしておかないで
もうすこしその理由を考えてみてみましょう。

理由がある程度分かったら
「言語化」してみるのです。

例えば「洋服を手放す判断基準」が曖昧
なのかもしれません。

では、どんな基準があれば手放せるのか?
ぜひ考えてみてください。

1シーズン振返って
「着た/着なかった」

実際着てみて鏡の前に立ち
「似合う/似合わない」

それを着たまま、
「銀座に行ける/銀座に行けない」

「分ける基準」そのものを
「言語化」すると、心がハッキリし、
一歩片づけが前に進むことでしょう。

やましたさんもよくおっしゃっているように、
片づけは、思考のトレーニング。

モノと向き合い
片づけのアクションを起こすことが
すなわち、思考の訓練、練習にも
なるのです。

今週もみなさんの片づけが
さらに前に進みますように!

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆お知らせ◆
「言語化」する力は人生で大切なツール。
言わずもがな、それは「働く場」でも。

このたび私の出身でもある
建設業の職場を応援する
「かたづけサービス」を企画しました。
建設にすこしでも関係のある方はぜひ
ご覧いただければうれしいです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/202103kensetsu

◆かたづけを通して
人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

自分の思いを
上手く言葉にできないと
とてもモヤモヤしますよね、、

私も異動したての頃、
会議で伝えたいことがあるのに
ちゃんと言葉にできず、
焦ることがよくありました。

でも、ありがたいことに
断捨離チームには、
私の思いを汲み取って
言語化してくださる先輩方が
いるので、理解してくれて、
とても嬉しかったことを
覚えています。

そして、自分でもちゃんとできるよう
トレーニングをしていくことで、
昔よりは、自分の考えや思いを
言語化できるようになってきたのでは
ないかと思います。

ぜひ、あなたも、モヤモヤの原因、
片づけられない、捨てられない理由を
言語化してみてくださいね^ ^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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