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2018/11/22(木)

【やましたひでこ】真っさらな手帳

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

11月22日、木曜日。
<旧暦神無月十五日>

二十四節気「小雪」
七十二候、第五十八候
「虹蔵不見」<にじかくれてみえず>

陽の光が弱まっていく頃。
この時期、書店には来年の手帳が
勢揃いして並びます。

私、新しい手帳を買うのが大好きで。

そう、真っさらな
何も書かれていな予定表に、
いったいどんな出逢いが
書き込まれていくのかしらと
胸が少し踊るのです。
そう、ときめく。

けれど、それもかつてのことに。
今はパソコン上のGoogleカレンダーに、
諸々の仕事の予定がすでに
しっかりと書き込まれていて、
「あれ?そうなんだ!」みたいな(笑)

かえって、先を見るのが怖いくらい。
私、これだけの仕事、こなせるのかしら?
なんて不安にもなる。

あれ、もしかして、これって未来不安型!?

そう、自分のスケジュールでありながら、
自分で決めることがなくなった今は、
手帳を前にして、余白を愉しむことも、
思いを巡らせることも、少なくなりました。

送られてくるリマインダーを頼りに
予定を把握して、ただただ、今、
目の前のすべきことに集中するだけですね。

まあ、それも仕方がないこと。
自分では管理しきれない量の
スケジュールだから。

そうですね、モノもコトも同じ。

空間に大量のモノを留めおけば
自分の手に余り難儀するのは
当然のこと。

時間という空間に
数多くのコトを詰め込めば、
自分で管理するのは大変。

だから、誰かの助け、
アシストやサポートを仰ぐのは
賢明な策なのです。

ところが、すべてを自分で
抱えなくては気が済まない。
そんな性分の人もいるものです。

実は、これがくせ者。なぜなら、
断捨離を手間取らせる大きな
原因となるのですから。

一人で、すべての「要・不要」を
判断できる量であるならば、
もちろん、問題はありません。

けれど、その限界を超えたモノの
膨大な量に挑むとなれば、
当然ながら人海戦術となります。

「この部分の要・不要の判断は
あなたにお任せいたします!」

そうやって、潔く、他者に任せられる人は
案外と少ないものです。

すべての自分でチェックしてからでないと
捨てるという行動に移れない。

当然のことながら、断捨離を望んでいる
当の本人がボトルネックとなり、
助けの人がどんなに入ろうとも
無駄となるのです。

ところが、こんな人に限って、
「どうしたらいいか分からない」
と言って、SOSを発してきたりするも。

私たちは、どこまでいってもモノ軸。
空間の快適さよりも、
「使えるモノを捨てるなんて…」と、
とっくに使うことのなくなった
モノにまで義理立てする。

だから、
せっかく助けに入ってくれた人に対して、
「勝手に捨てられたら困る」とばかりに
チェックをするのですね。

依存と委託

この違いはとても大きい。

他者に甘えてしなだれかかり
自分の選択決断を放棄するのが
「依存」であるならば、「委託」は、
委ねて託すこと。

これは、信頼がベースであり、
そもそも自分自身を信頼していなければ、
他者を信頼することなどできるはずもないこと。

疑心と信頼

そうですね、どちらも自分の心の有様。

あなたは、どちらを自分の中に招くのか、
これも、断捨離で問われることになるのです。

さあて、今日のあなたも、
一つでも余計なモノを断捨離して、
自分の空間をモノではなく
自分自身に与えて下さいね。

それでは、ごきげんさまです。

PS
こちらのビデオでは
50 歳の女性に訪れる出口の見えない
トンネルの抜け出し方をお話ししています…

http://123direct.jp/tracking/cr/cMgQio7v/1234567890/1234567890?cap=MAIL
※[無料公開中]11/24(土)まで

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

北海道で初雪が観測されたようですね。

また寒い冬の到来♪

なんでしょうね、
このワクワクする感覚。

特に雪を見ると
テンションも上がります^^

寒いけど…この冬を
楽しむ方法を探そっと♪

吉川広典

PS
やましたさんの40代の頃の
暗いトンネルの中にいた話は、
ご覧になられましたか?

もしまだ見ていないのであれば御覧ください。

http://123direct.jp/tracking/cr/cMgQio7v/1234567890/1234567890?cap=MAIL

What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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