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2016/09/12(月)

【やましたひでこ】事実誤認の典型パターン

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

9月12日、月曜日。
<旧暦葉月十二日>

そうか、9月は新暦と旧暦が
同じ数字で歩んでいるね。

つまり、今日は新暦でも
旧暦でも同じ12日。

この「太陽と月」が同じ数字の歩調は、
10月のお終いまで続き、10月31日の
ハロウィンから1日ずれて行く。

はてさて、なぜ、ふだんは
気にも留めないこんなことに
気がついたかというと、それは、
カレンダーをじっと眺めながら
ため息をついていたから。

私の9月と10月は、それこそ、
ギチギチに詰め込まれた収納棚のごとく、
キッチリと詰まった予定でいっぱい。

いったいどうやってしのいで
いけるのかしらと思いあぐねていた
訳でありまして。

でもね、こんなこと、今までも
そうだし、ずっとそうやって来たし、
それで、なんとかなってきたし、
実際、仕事ばかりの予定とも限らない。

休養がてら出かけることも
組み込まれているのだから
別に思い煩う必要もないはず。

そうなのです、私たちは、
先のことを考えると、ついつい
不安の方が先行しがち。

だから、目の前のこと、今のことだけ、
それだけを考えて行動するのが
一番賢明なことなのですね。

もちろん、これからのことを考え
プランをつくり、将来を見据えて
計画を練り上げるのは大切なこと
ですよね。私もそれを否定する気は
さらさらなくて。

けれど、恥ずかしながら白状すれば、
私やましたひでこは、計画倒れに
終始することが経験上とても
多かったのでね、今は、行き当たり
ばったりが信条となっておりまして。

まあ、これが居直りというもので、
その結果、これからのスケジュールが
キチキチで焦るというお粗末なことも
招いているのですが。

だから、もちろん、あなたには
オススメはいたしませんが。

だとしたら、過去の経験を踏まえ、
明確に未来を思い描き、なおかつ、
行動は目の前の今現在やるべきことに
淡々粛々と取り組む、ということが
理想ですよね。

でも、こんな教科書どおりのこと、
簡単に出来たとしたら世話はなしと、
天邪鬼なやましたは言い返したく
なるのです。だって、言葉だけなら、
なんとでも取り繕うことが可能
ですものね。

そう、私たちは、
時空をあちらこちらと彷徨うのが、
もともと習い性。そうは思いませんか、
たとえばこんなふうに。

これは、たまたま昨日出会った
年配女性(年配といっても私と
数歳しか違わない?)の訴え。

夫は3年前に亡くなっている。
私もいい年だし、そろそろ心して
自分のモノの始末をつけなくては
ならないと思う。それに、自分が
とても苦労した、親が残した
ガラクタの片づけを子供達にさせる
訳にはいかない。

だから断捨離にしっかり取り組みたい
と願っているのは事実。けれど、
いざ、必要のないモノを捨てようと
すると、思い出が湧いてくるし、
もしかして、そのうち必要なことも
あるかもしれないとも思う。

それに今だってたまに使うことが
あるかもしれないと思えて、だから、
ちっとも断捨離が進まないのです。

あらあら、まったくもって、
私が何度も何度もたくさんの人から
聞かされてきた話がまた目の前で
展開したという…。

おわかりですよね。

本人自身が「今、必要のないモノ」
と認定し、「今、まったく使って
いない」という事実がありながら、、、
思い出。すなわち、過去。

もしかして、
また必要になるかもしれない、
その時無かったら困る。
すなわち、未来への不安。

今だってたまには使うことが
あるかもしれない。
すなわち、現在の事実誤認。

これが、過去と未来を
行ったり来たりしながら、
現在を見誤る典型的なパターン!

さてさて、ここまで書いてきたら、
先ほどまでじっと見ていたカレンダーに
こんなことが書いてあるのに気がついた。

己読み、月詠み、先世み。
Read thyself , read the Moon, see the future.

<thyself 再帰代名詞、古語、なんじ自身の意>

はい、今の自分自身をきちんと
踏まえてこそ、月を愛で愉しみ、
太陽がもたらす恵みいっぱいの
未来が思い描けるということですね。

まあ、私やましたひでこの勝手な解釈、
意訳ではありますが。

さあて、今日のあなたも、一つでも
「現在」の余計なモノを断捨離して、
「過去」を手放し、素敵な「未来」を
思い描いて下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

やるべきことがなかなか捗らないのも
「今」に集中できてないから?!

もっと前からやっておけば、、(過去)
間に合わなかったらどうしよー、、(未来不安)

ってグズグズしてる時間があったら
少しでも先に進めることに注力せよ。

、、と頭ではわかってるんですけどね^^;

–青野慶子

PS
「やるべきこと」が絞りきれていないのも
こんな状況に陥る要因の一つ。
似たようなことが思い当たるなら、
ぜひこちらを聴いてみてください。

http://123direct.jp/tracking/cr/KYqtf4Fb/233349/18266578

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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