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【小松易】片づけは、暮らしと育つ
2025/07/04(金)
【小松易】片づけは、暮らしと育つ
カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
かたづけに取り組むとき、
最初は「よし、やろう」と
気持ちが高まりますよね。
棚や引き出しがすっきり片づいて、
空気が軽くなるあの感覚は、
本当に気持ちがいいものです。
でも、しばらく経つと
少しずつ元に戻ってしまう…
「またいつもの景色に戻ってしまったなぁ」
なんて、そんなふうに感じたこと、
あるのではないでしょうか。
これは決して珍しいことではなく、
むしろ、多くの方にとって自然なことだと
思っています。
なぜなら人はつい慣れた状態に
引き戻されやすいものだからです。
だからこそ、
片づけを「続ける」ためには、
工夫や仕組みが必要になるんですね。
では、どうしたら、工夫や仕組みを
作ることができるのでしょうか。
それにはポイントが2つあります。
1つ目は、
「なぜ整えたいのか」という理由を、
自分の中でしっかり持つことです。
ただモノを減らすのではなく、
「どんな気持ちでこの部屋にいたいのか」
「何を大事にして暮らしたいのか」
立ち返ってみると、
行動の意味がぶれなくなります。
2つ目は、
続けるための小さな流れを
決めておくことです。
たとえば
「朝の支度のついでに5分だけ片づける」
とか、
「週末に一箇所だけ整える日をつくる」
など、
無理なくできる習慣を考えてみる。
この2つを大切にしてみてください。
さらに、一度決めたルールも
ずっと同じではなくていいんです。
生活や気持ちが変われば、
やり方も変えていいんです。
「最近うまくいってるかな?」
と時々立ち止まって、
見直す時間を持ってみてください。
片づけは一度やって終わりではなく、
暮らしと一緒に育っていくものです。
続けることは、
意志だけに頼る必要はありません。
環境や工夫がそっと背中を押してくれます。
理想の暮らしを思い描いて、
そこに近づくために、少しずつ整えていく。
その積み重ねが、毎日を気持ちよく変える
きっかけになると、私は考えています。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
いつもあなたを応援しています!
小松易
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◎編集後記
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「片づけ」を<義務>や<習慣>として
「やらなければ」と思うと挫折しがちですが、
暮らしの一部として育んでいくと考えると、
一気に軽やかで愉しいものになりそう!
視点をどこに置くかって、大事ですね(^。^)
山本 響子
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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