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2025/01/17(金)
【小松易】「片づける」から「片づく」へ!
カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
「片づける」と「片づく」
の違い分かる?
銀座のシェアサロンで
「スッキリ・ラボ」の名付け親、
メンターの一人平田さんから
ある日こう言われました。
突然の質問にちょっと動揺しながら
「片づけ」の専門家としては
ちょっとは気の利いた答えを返さなきゃと
余計な力が頭に加わって、
アワアワとなっていると(笑)
彼はこう言いました。
「片づく」って、
なんか自動的な感じだよね。
それを聴いて私も
「なるほど!」
とスイッチが入りました。
「片づく」って、
自然と片づいちゃう感じ。
さらに、
「片づける」は「さぁ、やるぞ!」
って腕まくりする感じで、
「片づく」は、気がついたら
「片づいちゃってる」感じで、
「片づける」は必死な感じが伝わるけど、
「片づく」は何となく気軽で気楽な感じが
伝わってくる。
もちろん、どこかで必死に、しっかりと
「片づける」時期は必要で、
それを否定するわけではありません。
でも、「片づけよう」としている人は
常にいつも「片づける」世界から
抜け出せない「負のスパイラル」の中に
どっぷりと浸かっているようにも感じます。
いつかは、自然と「片づく」世界
へ旅立ちたい。
キーワードは、
「片づける」から「片づく」へ
以前「片づけ大賞」という片づけの祭典に
審査委員の一人として出席したときのこと、
「家族の片づけ」について
印象深い発表がありました。
それは、全国のエントリーから選ばれた
小学五年のNさん(女子)のプレゼンに
「片づく」のヒントがありました。
テーマは「キッチンの片づけ」。
クラスで一番小さいというNさん。
身長は、130㎝前半です。
彼女はお手伝いしやすい
キッチンにすることを
片づけの目標に掲げました。
具体的な目標の一つは、
「好き」で使う食器が手に届く所に
あるようにすること。
「ここ、使いやすい?」
一段一段、手を伸ばして
食器の届く位置の確認を行いました。
あえて奥までモノを入れない
そんな場所も作りました。
最終的に自分の手が
しっかり届く位置を
「ゴールデン・ゾーン」と呼びました。
さらに、取り出しやすいように
食器と食器の間隔を空けました。
これで皿を取り出す時に、
両隣の食器に手が触れて
落ちる危険が減るというのです。
Nさんは締めくくりにこう言いました。
「今後は、家族のタオルおき場や
げたばこの片づけをして、
家族みんなが使いやすい家にしたいです。」
彼女の自宅が、自分だけでなく家族みんなが
暮らしやすいスペースに次々と
変わっていく様子が、
目に浮かぶようですよね。
Nさんのように
「どうしたら家族が
片づけてくれるか?」
と「相手」にフォーカスするのではなく、
「どうしたら、家族が片づけやすい
”片づく”環境を作れるか?」
と一度生活「環境」そして「仕組み」に
焦点を当ててみること。
「片づけて!」と声を張り上げなくても
自然に片づく仕組みづくりに
フォーカスすると心も楽になる、
「メンタルにやさしい」片づけに
繋がっていくのです。
いつもあなたを応援しています!
小松易
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◎編集後記
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私も150cm未満と背が低いので、
キッチンの頭上にある作り付け戸棚は、
ほとんど手が届きません。
頭上の棚を活用すれば
今、キッチンに置いている、
キャスターのついた引き出しストッカーも
必要なくなるのですが、
使いづらくて、結局、
片づかなくなってしまうので、
あえて収納を「増やす」ことにしました。
むやみに収納を増やさないのが
断捨離の基本ですが、
私にとって一番「片づきやすい」のは
今の形なので、満足しています。
西 優里花
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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