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2023/02/27(月)
【やましたひでこ】断捨離の思わぬ落とし穴
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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
2月27日、月曜日。
<旧暦如月八日>
あら、
今月は明日28日まででしたね。
月末までに、
始末をつけなくてはと思っていたことが、
幾件か残っていて。
僅か、2日、3日、短いだけなのに、
締め切りが早まったような気持ちとなって、
少しばかり慌てているのが今の私。
とはいえ、
私にとっての大きなプロジェクトも
準備も進んでいますね。
着々と?
いえ、そうはいきません。
あれこれと紆余曲折があり、
なんだかんだと右往左往し、
思うようにはことは運ばす、
進展のあまりの遅さを嘆く。
けれど、自分が望んだこと。
そう、自分がやろうと決めたこと。
地道に匍匐前進していくしかありません。
そうですね、私たちは、
物事がスムーズに運ぶことを望むもの。
そうですね、私たちは、
人間関係が簡単に
上手くいくことを願うもの。
この簡便思考、
このお手軽志向、は
誰にでも潜んでいる。
だからなのか、
そのためのテックニックに
執心しがちなのですね。
いろいろなテクニック、
それらを身につけなくては、と。
それらを身につけさえすれば、と。
はたまた、運、ツキ、
それらを呼び込まなくては、と。
それらさえ呼び込みさえすれば、と。
そちらの方に熱心となり、
本来、「手段」であったはずの
テクニックに絡め取られていくのです。
コーチングも、
イメージトレーニングも、
開運術も、
どれも魅力的なテクニックであるけれど、
それを学ぶ姿勢、それを学ぶ目的、
そこが心許ないのであれば、
決して有効には機能しはしない。
もしも、
お手軽な自己実現を求めているならば、
もしも、
お手軽に自己実現を願っているならば、
結局のところ、
さまざまなテクニックを
渡り歩くことになる。
そして、
表に見せる自分と
裏の自分の齟齬に苦しむことになる。
テクニックは大切ではあるけれど、
それを駆使する「人生の表現者」である
自分自身を、
つねに問い直さなくてはいけないと、
つくづくと思う、このところ。
なぜなら、
断捨離は自己実現のテクニックでもなく、
ましてや、開運のマニュアルではないので。
さてさて、
そんな今の私がとても愉しみにしている、
春から初夏にかけての企画が二つ。
◆断捨離春まつり
『口癖の断捨離
あなたの人生に制限をかける
「言葉の癖」に気がつこう』
◆おのころ心平×龍生(さえぐさ誠)
ナビゲーター やましたひでこ
特別講演「病気は人間関係」
匍匐前進中の
私自身の大きな励ましとなるので。
どうぞ、あなたも、ぜひ、ご一緒に。
有難うございます。
断捨離とは空間の調律!
住まいはあなたの人生舞台、
どうか美しい調べに
満ちた空間でありますように。
やましたひでこ
ブログ:https://ameblo.jp/danshariblog/
Instagram ID:danshari.hideko
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◎編集後記
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以前、5年日記を購入し、
毎日書くことを目標にしていたのですが、
気づけばどんどん面倒くさくなり、
全く書かなくなってしまったことが…。
「何のために日記をつけようと
してるんだっけ?
自分の大事な“目的”さえ
叶えられれば、ある意味“手段”は
なんでもいいな」
と、毎日書くことを自分に
義務付けなくなったことで、
細々とですが、
書き続けられるようになりました。
毎日書けないとしても、
書きたくなった時に書こうという
気楽なスタンスでいた方が
続くような気がしています。
住田莉良
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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