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2022/09/02(金)
【小松易】片づけは、“大変”ではない?
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こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
8月29日に行われたメジャーリーグの試合で、
エンゼルスの大谷翔平選手が
10試合ぶりとなる28号ホームランを放ち、
日本人メジャー初の“2年連続30号”まで
あと2本!と大変盛り上がっています。
と書いていたら、翌日連日のホームラン!
あと1本です!
暗いニュースが多い中、
スポーツ選手の活躍というのは
本当に私たちの心を照らしてくれますよね。
大谷選手のようなスーパースターでさえ
毎回ホームランを打つのは難しいことです。
それは理解できますよね?
しかし、片づけにおいては
苦手な人ほど「ホームラン」を狙いがち、
そして失敗しがちなんです。
逆に、得意な人ほど「小さなヒット」=
こまめな片づけを積み重ねているものです。
以前、「改善セミナー」
というものに参加したときのことです。
驚いたのは講師の話しっぷり!
素晴しいそのパフォーマンスと
内容の濃さに久々に衝撃を受けました。
講師の名前は東澤文二先生。
会場は東京駅前なのに、
コテコテの大阪弁を
大声かつ早口でまくし立てる。
驚いたのは手になんと
ハリセンのような筒状の
白い物体を持っている。
(バナナの叩き売りですか~?!)
その物体をバシバシと叩きながら
東澤先生はこう言いました。
「改善は、大変(たいへん)ではない。
改善は、小変(しょうへん)です!」
会社や家で大きな変化を起こそうと
思ったら、まずは小さなところから変えよ。
そう私は理解しました。
同時に、
私の耳(正確には脳)では
こう変換されました。
「片づけは、大変ではない。
片づけは、小変です!」
あなたが片づけたい、
その場所がどんなにひどい状態でも
できればこう言いたい。
「大変だ~」
ではなくて、
「小変だ~」
「大変」ではなく、
「小変」だと思えばこそ、
いますぐ、手軽に、
そして、気ラクに始められる。
私たちには、さまざまな
「とらわれ」があると東澤先生は言います。
会社で取り組む「改善活動」、
どうしても「ホームラン」という
大きな変化を狙ってしまいます。
経営側もつい部下の
「ホームラン」を期待します。
社員はいつの間にか
「ホームラン」以外は
改善ではないと思い込んでしまいます。
片づけも「大変だ~」
と思ったら、
できればこう言ってください。
「小変だ~」
そして、
「まずは小変から!」
そう、毎回のようにお伝えしている
「1日15分」の片づけから!
いつもあなたを応援しています!
小松易
◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://www.sukkirilab.com/
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◎編集後記
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私たちは、
大きな変化を望むにもかかわらず、
大変なことはしたくないんですよね^^;
できれば、少しの努力で
すぐに大きな変化がほしい…
でも、実際
そんなうまい話はないのが現実…
であれば、コツコツと
少しの努力で少しの変化を
着実に得ていきましょうか…
そうすれば、
その小さな積み重ねがいつか
大きな変化へと繋がるのですから*
間中亜衣
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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