ホーム / 【小松易】「自分の当たり前」 を疑ってみよう!
2022/08/05(金)
【小松易】「自分の当たり前」 を疑ってみよう!
カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
人という生き物はつい、
「自分が見えている世界が
他人にも同じように見えているものだ」
と錯覚してしまいます。
自分の常識=他人の常識
という思い込みもまた危険ですね。
先日、こんな面白い動画を発見しました。
iPhoneの定番の着信音が
人によって聞こえ方が違う
という説を検証した動画です。
同じ音なのに人によって
聞こえ方が違う…??
3パターンのドラム演奏で表現した動画が
さまざまな反応を呼んでいます。
よかったら実際の動画を
ご覧になってみてください。
参考記事
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2205/22/news012.html
家族や友人などと一緒に
見てみると意見が分かれて
びっくりすると思いますよ。
人というのは
「思い込み」の世界で生きている。
だから、「思い込み」があることを前提に
考えるだけで、ものごとを客観的に
見ることができるようになります。
以前、片づけセミナーを受けてくださった
社員の方は、「思い込み」から開放される
ことで劇的な変化を遂げました。
今回はそのときのエピソードをご紹介します。
セミナー後のアンケートで
ある社員の回答が目に止まりました。
50代男性の回答で、
「これまで自分は“ひどくなったら
片づける”ものだと思っていたが、
それが変わった」
というもの。
片づけセミナーを受けるまでは、
モノを使う→そのままにしておく
→それがどんどん溜まっていく
→いよいよ散らかってきたなと
思ったら片づける、
というパターンが定着していたという彼。
片づけが習慣になっていない人にとっては、
実に共感できる感覚ではないでしょうか?
変化のきっかけとなったのが、
「環境整備チーム」のメンバーに
選出されたこと。
ミーティングを重ねていく中で、
彼は「自分の当たり前」と
「他人の当たり前」の違いを
肌で感じたのです。
それは、50年間染みついてきた
この男性の「当たり前」レベルを、
もう一段階上へ引き上げることに
つながりました。
彼の変化は、
“ひどくなったら片づける”から
“使い終わったら片づける”に
なっただけに留まらず、
今では職場も自宅も
「1日・1カ所・10分」の片づけが
習慣になったのだとか。
“当たり前を変える”、
これこそ「環境整備チーム」の
理想的な在り方です。
いかがでしたか?
初めは意識的な行動でも、
継続することで本物の習慣へ。
「さぁ片づけよう」ではなく
自然に「片づけている」というわけです。
みなさんも「自分の当たり前」
を疑ってみるところから
始めてみませんか。
いつもあなたを応援しています!
小松易
◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://www.sukkirilab.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
iPhoneの定番の着信音が
人によって聞こえ方が違う
って驚きですね!
ちなみに、
私はAに聞こえていました!
あなたはどうですか?
こんなささいなことでさえ、
聞こえ方、感じ方が違うのですから、
日々起きていることのほとんどに
それぞれの「当たり前」があるのでしょう…
違った視点で物事を見られるようになると、
自分が抱えている悩みの解決の
糸口が見つかるかもしれません。
ぜひ、考えてみてくださいね^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
執筆者一覧
最近の投稿