断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

こんにちは。

かたづけ士の小松易です。

これまでたくさんの企業で、
片づけ研修やコンサルを行ってきましたが
セミナー後によくいただく感想が

「会社だけではなく、家庭でも
　片づけができるようになりました！」

「家族もつられて、片づけだしました！」

というものです。

片づけは感染します。

家庭の中で誰か1人が片づけ始めると、
家族にも片づけ熱が広がっていく、
というのはよくあることです。

一方で「夫が片づけないのでなんとか
片づけさせたい」という依頼を奥様から
いただくケースも多いです。
（その逆もあります）

どうしたら、パートナーが片づけに
やる気を出してくれるのでしょうか？

以前、ハンコ屋を経営するご夫婦から
ご連絡をいただいたときのことです。

問い合わせいただいたのは、
ある講演会にご出席された女性。

夫婦でハンコ屋を経営しているそうです。
お話を聞いてみると、片づけをしてくれない
ご主人を何とか変えるべく、
弊社のコンサルティング
「経営者片づけプロジェクト」を
検討されているのだとか。

自宅兼事務所という場所に伺うと、
確かに書類が山積みになったデスクが
目に入りました。

奥様が片づけてほしいのが、この仕事机。

しかしご主人曰く、
散らかった机まわりももちろんのこと、
片づけたい場所がもうひとつあるのだそう。

それは、家の奥にある
「あかずの間」と化した部屋。

その理由は「奥さんの夢である
ヒーリングルームとして
使わせてあげたい」から。

そこまで明確な目標もあって、
どうして片づけができなかったのか？

その原因は「きっかけ」と「進め方」
にありました。

たとえビジネスパートナーという関係でも、
妻の「片づけて！」の声はおそらく
夫には小言のように
響いてしまっていたのでしょう。

“片づけのプロの指導のもと、
「プロジェクト」として進めていく”
という形式に乗ることで優先順位が上がり、、
仕事感覚で取り組めるようになったのです。

3ヵ月のプロジェクトが
終了する頃には、事務所はもちろん、
問題だった「あかずの間」もスッキリと
片づけることができました。

自主的には重い腰が上げられなかった
ご主人ですが、いざ始めてみると
「奥様のために！」と大奮闘。

お互いを想い合う素敵なお二人でした。

片づけは、「何のために」そして、
「誰のために」という目的が
明確なほどうまくいきます。

会社でも、おうちでも
「片づけ」が周りに
伝染していくといいですよね。

いつもあなたを応援しています！

小松易

★分かっていても上手くいかないことって
ありますよね。

「データの片づけ」もその一つ。

古いデータがなかなか捨てられない。
必要なファイルがすぐに見つからない。

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◎編集後記
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断捨離や片づけの体験談を聞いていると、
すぐに動きたくてウズウズしてきますよね。

それはきっと、
体験者の話に自分を重ね合わせることで
片づける理由が見えてくる
からではないでしょうか？

「何のために」「誰のために」

なかなか片づけが進まない時は、
ぜひ、この目的を思い出して、
取り組んでみてくださいね＾＾

間中亜衣