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2021/12/29(水)

【川畑のぶこ】Q.悩ましい関係性があった人達とどう接したら良いか…

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアします。

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Q.悩ましい関係性があった人達とどう接したら良いか…

川畑先生こんにちは。

私は、ご利用者様のご自宅に
お伺いしてお仕事してる、
訪問ヘルパーです。

長年この仕事をしていて、 
以前は近隣地区への仕事が主でしたが、
ここ数年、年も取ってきての移動が
大変なので、地元を優先してきて、
昔の、あまり良くない、ご家族さんも含めて
の悩ましい関係性のあった人達との再会が
多くなり、再びの悩みが蘇って来ました。

今の仕事をする前は、違う仕事をしながら、
子供達の学校や、部活や社会活動や、又
地域の大きな役員を、沢山こなして来ました。

上の立場で、ボランティアさながら、
役員をやらなかった人達からの
心無い言葉や態度や、無理難題に傷付き、
散々悩んでましたが、時が経ち、殆ど
忘れてたのですが、何の因果か、
その人達と、又、関わるようになるとは。

地元なので、その可能性はじゅうぶん
考えられるから、以前は遠くでの仕事。

でもまさかの再会に驚きです。
そして、とても良好な関係にあった、
又お会いしたいなと思う人達とは、
ぜんぜん会わないんですよ。

それで相談は、そういった悩ましい
関係性があった人達と、今後
どういう気持ちや態度で接したら良いかと。

過去の気持ちや出来事をどう断ち切り、
割り切れるようにしたら良いかという事です。

過去に、もの凄く貶められた迄は行かず
助けてくれた人もいたけど、
今は心が震えて涙が出る時もあるけど、
会社の人員不足や、シフトに融通をつけられる
人がとても少なく、キャリアが多少なりともあり、
会社自体が大好きなので、
又、良くなかった関係性の人達との関わりが、
何件も重なって担当してるから、
上司に他の人に代わってもらいたいとは
言い出せないんです。

仕事と割り切ってる気持ちも有りますが、
人間対人間との関わりなので、
どう立ち回ればいいのか、
アドバイスいただけたらと思いますので、
どうか、よろしくお願いします。

【まるまる・50代・女性・介護職】

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A:FROM 川畑のぶこ

過去の人間関係が新しい仕事環境で
再燃することが辛いのですね。

それでも、なんとかこの試練を
乗り越えなければいけないとご自身に
課しているがゆえの苦しみですね。

まるまるさんの仕事や関わる人に対する
真摯な姿勢と配慮が伺えます。

これまでもさまざまな役割を仕事のみならず、
地域コミュニティでも担っているまるまるさん
ですから、多くの人に頼りにされていること
と思います。

同時に、出る杭は打たれるのも世の常ですね。

立場上人の上に立つということは、
覚悟が必要となるわけです。

ただし、上司と相談して、担当を
変えることができるのであれば、まず
リクエストしてみることをおすすめします。

シフトに対応できる人が少ないとのこと
ですが、少ない人の中から頼んでみることは
可能だと思います。

相手の対応が誰に対しても同じ場合は、
キャパのある人が対応をするべきですが、
もし、担当者と相手との相性が問題の場合、
担当を変えることで問題が起きないことも
考えられます。

そうであれば、
これは双方にとって好ましいことです。

誰かが先読みし過ぎたり、周囲への配慮から
一人で抱え込んでしまったりすることで、
本来改善されたはずの問題が先延ばしに
なっているケースは多々ありえます。

得手不得手や相性は人によってまったく
ことなるので、自分が苦手なものは、
得意な相手や得意でなくともそれが苦痛でない
相手に信頼してまかせることも仕事のうちです。

もし、担当変更が難しく、まるまるさんが
対応しなければならない場合は、
「役を演じる」ことに徹してみることを
おすすめします。

相手は舞台の悪役だと思ってください。

悪役ですから、当然好ましくない振る舞いを
します。

私の人生劇場では、相手は悪役をきちんと
こなしていると認めいちいち反応せずにいます。

誠実な人は、相手の理不尽も丁寧に照らし
合わせたり自分の内面に取り込もうと
するため疲れてしまい、ときとして
燃え尽きてしまいます。

相手の心無い態度は、「なんらかの事情で
そうならざるを得なかった残念な人」と
理解しつつ、悪行為は心理的に
はね退けることを心がけてみてください。

ただし、ハラスメントには毅然とした態度で
対応しないといけないことも
忘れないでください。

介護ハラスメントに関してはまるまるさんも
研修で学んでいらっしゃることと思います
ので、きちんとご自身を守ることも
大切な仕事のうちと受け止めてください。

まるまるさんが相手にそうするように、
どうかご自身のケアも大切にされますように。

– 川畑のぶこ

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◎編集後記
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今あなたが抱えている悩みを
断捨離メルマガ毎週水曜日の執筆者、
心理療法家・川畑のぶこに
相談してみませんか?

一人で悩んでいると、
どんどん深みにはまっていきます。
誰にも打ち明けられない悩みを
打ち明けることで、心が
ラクになることもあります。

お寄せいただいた
相談の中から一つ取り上げ、
川畑のぶこがお答えします。

川畑のぶこへの質問・ご相談はこちらから

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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