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2021/10/15(金)

【小松易】「3割」を目安に

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

私たちの脳は毎日「35,000回」以上の
意思決定をしているそうです。

「え??そんなに決断する場面はないよ」と
思われるでしょうか?

思い返してみてください。

朝起きた瞬間から、それはもう始まっています。

「もう少し寝ようか、もう起きようか」
「起きたらまず、何をしようか」
「朝食は何にしようか」
「洋服は何を着ようか」

ただ、生きているだけでも
私たちの脳は無限の意思決定を
繰り返しているのです。

このとき、脳の判断材料となるのが
過去に得た情報や経験です。

経験が多いほど、
意思決定スピードは早くなりますよね。

では情報は多ければ多いほど
よいのでしょうか?

アメリカの元国務長官、
コリン・パウエル氏は
こんなことを言っています。

「私は3割の情報で決断を下せる」

いかに最小限の労力で、
正しい判断を下せるか?

パウエル氏曰く、まずは通常の7割減の
「3割の情報量」が目安ということです。

確かに、3割の情報で決断を下せるリーダーと、
10割の情報がないと決断が下せないリーダー、
どちらのリーダーが優秀かは明白ですよね。

スピードが求められる時代においては
なおさら必要な能力です。

しかし、私たちはついつい
「とりあえず、とっておこう」、
「あればあるほどよいだろう」
と考えてしまいます。

優れた経営者は、
「無駄な情報はできる限り拒み」、
「なければ、ないほどよい」
という思考なのです。

つまり、いかに「身軽に」できるのかを
常に考えているのです。

ぜひ、普段の生活の中でも
まずは「3割の情報」で
とどめる練習をしてみましょう。

次に、「3割」を目安に決断を始める練習を
ぜひ実践してみてください。

ちょっと自信がない方は、
まずはリスクの低い決断から。

例えば、ある知り合いの経営者は、
お昼のランチを決めるときは
「初めに目に入ったメニューを頼む」
というルールをつくりました。

こんな身近なことから始めるのもいいですね。
考えるだけで何もしないより、
できることから動いてみましょう。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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昔は、情報もあればあるほど良いと
思っていましたが、ある時から、
そのやり方では脳の領域の
限界を感じるようになりました。

そのため、今は意識的に
自分には必要のない情報を
遮断するようにしています。

例えば、
ネガティブな内容ばかりを
報道するニュース番組や
SNSの投稿など…

あと、
アプリなどを入れていると
通知の許可を求められますが
それらは全てOFFにしています。

自分が意図を持って見る分には
良いのですが、通知は、
自分のタイミングではない時に
表示されてしまうためです。

こんな風に今の世の中は、
自分の意思とは関係なく
情報が入ってきてしまいます。

もし今、情報に無意識でいるのなら、
意識的に取捨選択をしてみてくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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