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2021/04/30(金)

【小松易】自分にとっての“いい状態”とは?

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

私が子どもの頃、
男の子に大人気だった「プラモデル」。

最近の子どもたちはゲームばかりで
プラモデル作りなどやらないのでしょうか。

逆に、大人向けの高級モデルが人気だったり
非常に凝った作品を作って
販売する人もいたりと、
大人の趣味になりつつある気がします。

吉本の芸人さんたちがやっている
「吉本プラモデル部チャンネル」という
YouTubeも登録者数15万人と大人気のようです。

しかし実を言うと、私…。

子どもの頃、プラモデルを
最後まで完成させた記憶がありません!

ある日、やっとの思いで
親から買ってもらったアメリカ軍の戦車、
「シャーマン」という名前のプラモデルは、
いきなり小さい部品を失くして、
一瞬でやる気が失せてしまいました。

他のプラモデルにチャレンジしても、
間違ってパーツを切り取ったり、
説明書が読み込めなかったりと、
何度かの「つまずき」の末、
その後大流行した「ガンプラ」は
友達が作ったのを
売ってもらいました(笑)

告白できて、
ちょっとスッキリしました。

さて以前、クライアントの経営者である
Aさんがこう言いました。

「自分にとって“いい状態”にしておくことが、
 片づけが上手くいくポイントですね」

Aさんにとって、いい状態とは、
思わず片づけたくなる状態だそうです。

モノで溢れかえっているデスクを見て、
片づける気がメキメキ起きる人は、
極わずかでしょう。

逆に、スッキリと片づいたデスクに
放置された新聞を見つけると
思わず片づけたくなります。

“いい状態”は“いい行動”、
“いい片づけ”を促してくれるのです。

ところが、ちょっと忙しさにかまけて
書類の山を放置しておくと
いつのまにか机が乱雑に。
さらに、足元にも書類が溢れてしまいます。

Aさんは続けてこう言いました。

「部屋も会社の机も“いい状態”にするには、
 まとまった時間が必要です。」

当たり前ですが、片づけたくなる
“いい状態”を作るためには、
まず片づけなければならない、
ということです。

そこで大切なのは「どう始めるか」、
開始するキッカケです。

片づけが上手くいかない人の
多くはスタートでつまずきます。

子どもの頃の私がプラモデルづくりで
つまづいたように。

いきなりつまずかないコツは、

・割とカンタンなアイテムから
・場所も小さく(目安「B4用紙」くらい)
・最初は時間も短か目で(15~30分程度)

そしてポイントなのは、
「開始のタイミング」です。
おススメは、家に帰ってすぐ、
“ソファーに座る前”です。

「プラモデルの説明書」が
読み込めないように、
私たちは片づけの手順も
かなり複雑に考えがちです。

でも基本は意外とシンプルで
その手順は「整理」して「整頓」です。

「“いい状態”は“いい連鎖”
 を起こすんですよね~」

としみじみ言うAさん。

それが、良い連鎖になるか、
悪い連鎖になるかは、
もちろんあなた次第。

GWに入る今週は気合を入れすぎず、
ぜひGW明けも継続できる
「キッカケづくり」と位置づけて、
片づけをスタートしてみてください。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆お知らせ◆

私が住む東京都を含む4都道府県で
緊急事態宣言発出。
日々の環境や状況変化に
ストレスが溜まりますね。

私はいま自分ができることは何か?
いわゆる「コントロール可能」なことに
集中して日々、過ごしています。

その一つが
ここしばらく告知させていただいている
建設業を応援するプロジェクトです。

建設業を応援したい!その思いで
「かたづけサービス」を企画しました。

建設にすこしでも関係のある方、
「なんだろう」ってご興味持った方は
ぜひご覧いただければうれしいです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/202103kensetsu

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

最近、私にとって
“いい状態”だなと感じていることは、
リビングに大きな鏡とダンベルを
買ったことです。

引っ越しをしてから
リビングに鏡を置いておらず、
筋トレをしてもなかなか
続かなかったのですが、
鏡とダンベルを置いてみると、
自然とやる機会が増えました。

自分が思わず動きたくなる
環境作りが大事だなと
改めて思いました^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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