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2021/04/12(月)
【やましたひでこ】女性の洋服との関係
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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
4月12日、月曜日。
<旧暦弥生朔日>
旧暦朔日、とうぜんながら新月ですね。
牡羊座新月
愛用の暦には、「生命力」とありますが。
さて、このところ、
お天気ではあったけれど、
その寒さに震える数日間。
気持ちはすっかり春になっているので
余計に堪えたのかもしれません。
そして、寒暖が激しく入れ替わるこの時期。
世の女性たちの嘆きは、これにつきますね。
「着る服がない!」
そう、クローゼットの中には
パンパンに服が詰まっているのに、
着る服がないという実態。
言うまでもなく、それは、
今、着たいと思う服が見当たらず、
今はもうまったく着たくもなくなってしまった
服たちがクローゼットに堆積しているということ。
思うに、洋服ほど、
気分に左右されるものはなく。
それを買い求めた時の気持ちと、
うちで、さあ、着ようとする時の気持ちが
すでに違っていたり。
あれ、どうしてこんな服を
買ってしまったのかしら?
と、訝しく思うだけ。
だから、タグがついたままの服が
クローゼットにずっとぶら下がることも。
あるいは、わずか数回着ただけなのに、
なんだか、くすんだように感じることもある。
だから、もう着る気はしない。
あるいは、あんなに似合っていたのに、
好んで着ていたのに、いつの間にか
しっくりしなくなっているような。
訝しい
くすんだ
しっくりしない。
でも、それら洋服たちは、
決して傷んでいる訳でもなく、
着ようと思えば着られる訳で。
結果、大方の服が着ることもなく、
クローゼットに堆積することになる。
これが、私たち女性陣の洋服との関係。
もちろん、私もその女性陣の
ひとりであることにかわりなく。
だから同じように、
毎度、季節の変わり目となれば、
着る服がない…と、思い感じている。
けれど、もしも、
違いがあるとすれば、この一点。
私のクローゼットの中には、
「もう着たくなくなった服」が
とどまることはなく、
「もう着ることがなくなった服」が
堆積していることもない。
そう思い、そう感じた時点で、
すみやかにお嫁に出すことにしているから。
できるだけ早く、友人に貰ってもらうから。
洋服と私たちの関係は、とても刹那。
季節ごとに、場面ごとに、相手ごとに、
気持ちが変わる私たちが、気分で選ぶ服と
永続的な関係が築けることはなく。
飽きがこない服など存在しない
と思った方が賢明なのですね。
だからこそ、絞り込んだ数点の旬の服を、
移りゆく季節を先取りするかのごとく
思いっきりよく着ては、潔く手放す。
この繰り返し。
いつも、いつも着たい服を着る。
あなたの五感を総動員して
洋服を選び、洋服をまとい、洋服と遊ぶ。
これが、洋服の断捨離の極意。
そう、洋服の断捨離を、
ただ洋服を捨てることだと
混同してはならないですね。
有り難うございます。
今日も、
あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。
やましたひでこ
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◎編集後記
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私もほとんどの服をワンシーズンで
手放すようにしているのですが、
新しい季節が来た時に、
ショッピングに行く機会を逃すと
本当に着る服がない状態に
なることがあります(笑)
でも、クローゼットに余白がある分、
次はどんな洋服を並べようかと
ワクワクできるので、思い切って
先に手放しておくのはオススメです^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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