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2020/03/05(木)
【やましたひでこ】住空間に「清々しい波動」を呼び込もう
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
3月5日、木曜日
<旧暦如月十一日>
二十四節気「啓蟄(けいちつ)」
冬眠していた小さな
生き物たちも動き出す。
いよいよ、本格的な春の目覚め。
さあ、もう暫くの忍耐。
そう、もう少しの辛抱。
それでも、思うのですよ。
街から、スーパーマーケットから、
トイレットペーパーや
ティシュペーパーまでもが姿を消しても、
電気もガスも水道も出るし、
まだまだ、辛抱のレベルは
たいしたことはないと。
生活の基本、生きていくための基本が
守られていることの有り難さ。
そうですね、これらライフラインを
守ってくれている人たちへの
感謝こそが必要であって、
不自由への不満も
余計な不安もまったく必要はないと。
どこに視点を移すのか、
何に焦点を合わすのか、
それによって、自分自身の気持ちが
大きく変わってくるのはあきらか。
残念ながら、不満も不安も、
身体を動かすことなくじっとしていると、
心の中で大きく育ってしまうもの。
勝手にモンスターとなる。
ああ、自分で不安を
モンスターに仕立て上げて、
その自分でつくったモンスターに
覆われ潰されていくなんて、
こんな残念なことはないですね。
それにしても、
買い溜め行動はなんとも、
いじましく、また、あさましい。
そして、そのエネルギー源は
「不足」への不安、あるいは、恐怖。
不安とは、恐怖とは、
普段、じっとしている人さえも
動かすことが可能なのですね。
「足りなくなる!」「無くなる!」
と思い込んだとたん、私たちは走り出す。
スーパーマーケットをいくつも駆けずり周り、
大きく重たい買い物荷物も厭わず運ぶ。
私たちは、「不足」という
情報には敏感に反応する。
私たちは、「不足」という
事態には俊敏に行動する。
それに反して、
私たちは、「過剰」という
環境には鈍感に居る。
私たちは、「過剰」という
事実には愚鈍に過ごす。
そう思えてならないですね。
なぜなら、自分が
余計なモノたちに囲まれていても、
不必要なモノが溢れていても、
その環境に気づかずにいるのだから。
なぜなら、自分は
余計なモノたちに埋もれていると、
不必要なモノたちにまみれていると、
いつの間にか動かなくなるのだから。
だとしたら、
「不足」にも、「過剰」にも、
同じレベルで意識しできると、
どんなにいいだろう。
で、ここまで書いて考えること。
「不足解消」行動が「不安」を
エネルギー源としているならば、
「過剰解消」行動のエネルギー源は
いったい何なのかということ。
はい、たしかに言えることは、
「不安」ではないということだけ。
それにしても、私たちは、
「先行きの不安」には簡単に
絡めとられてしまうけれど、
未来に「希望」を思い描き、
「希望」を今、胸に抱くことは
不得意と言わざるをえないですね。
さあて、今日のあなたも、
こんな時節だからこそ、
断捨離に励んで
住空間に「清々しい波動」を
呼び込んで下さいますように。
やましたひでこ
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◎編集後記
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宮永笑子
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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