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2019/05/30(木)
【やましたひでこ】物欲と所有欲
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
5月30日、木曜日。
<旧暦卯月二十六日>
那覇より東京に戻り通常モードに。
那覇と東京、
この二つの都市を比べてみれば、
やはり、南国情緒いっぱい、
解放感とゆったり感で那覇に
軍配があがるというもの。
ところで、東京での買い物は、
ほとんどネット通販。
かのア○ゾンさんには、
とってもお世話になり、したがって、
宅配のスタッフさんには
いつもご苦労をかけている。
けれど、那覇では対面販売が勝る。
お店の主人と、なんだかんだと
やりとりをいながら、のんびりと
買い物を愉しめるのです。
さてさて、こうやって、
買い物をしていると気づくことがある。
それは、自分の執着心。
思うに、どうやら、
執着心には二つあるようで。
ひとつは、いっぱい欲しがること。
ひとつは、ずっと持っていたがること。
漢字に置き換えると、
物欲
所有欲
となるかしらね。
私が那覇で欲しくなるもの。
それは壺屋焼の器、そして、ご存知シーサー。
いったいどれほど買い求めたことだろう、
なにせ、毎度、あれこれと欲しくなるのだから。
けれど、本当に欲しいかといえば、
どこまで本気で欲しいかと言えば、
少しばかり疑問が湧いてくることもある。
買い物という行為に焦がれているだけ、
つまり、獲得行動に乗り出しているだけで、
そのモノに惚れ込んでの買い物では
ないのかもしれない。
あるいは、だだ、目移りをしているだけ
なのかもしれない。なにせ、器好きだし、
シーサー好きだから。
そう、好きなものは、
つい、集めたくなるものですね。
そうか、ならば、本当に惚れ込んでは
いないのだとしたら、手に入れるのをやめる?
いえ、そんなことはなく、
やはり買い求めることはするはず。
なぜなら、今の自分の心に
しっくりとくるものを
手元に招くのは愉しいことだから。
それに、モノ離れは早いので、
つまり、所有感覚には乏しいので、
以前に買い求めたモノたちは、
友人たちのところに嫁がせることが常。
幸いにして、
お嫁に欲しがってもらえることが多いので。
モノ離れ?
まあ、簡単に言えば、
飽き性なのかもしれない。
哀しいかな、
たいして惚れてもいないから、
次の本命を探し求めて彷徨い、
気の迷いにはまってしまうの?
それにしても、物欲と所有欲、
どちらも同じくらい強かった大変。
買っては溜める、溜めては買う、
で、家は、たちまちカオスに。
ああ、私、片方の執着だけでよかったと。
そう、所有欲までひっついていると、
空間の美しさはクリエイトできないから。
と、以上、自分を弁護してみました。
お粗末さまです。
それでは、今日のあなたもごきげんな1日を。
やましたひでこ
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◎編集後記
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僕も沖縄行った時、
シーサーが欲しくなります。
あれ、、なんでなんでしょう?
滋賀県の信楽焼のたぬきは
欲しくならないのに…
でも、仮にシーサー手に入れ
家に置いた姿を想像すると…
ホコリをかぶってかわいそうな姿が(笑)
結局断念しました。
手に入れたあとの事を想像すると
冷静になれますね♪
吉川広典
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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