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2018/07/20(金)

【小松易】モノの多さと比例すること

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

子供のころは収集癖があった私。

当時ブームだったスーパーカーのカード、
キーホルダー、マンガ本、
そしてカセットテープなど。
さまざまなモノを集めるのが大好きでした。

たくさん持つことや全部揃えることに
熱中したのは、子供なりの所有欲の芽生えでした。

思い出すと小学生のころは、
マッチ棒のようにヒョロッと痩せていて、
社会科見学でもすぐにバス酔いしてしまう
身体が弱く、何に対しても自信がなかったあの頃。

モノに囲まれた部屋への憧れは
子供なりの自己防衛と自己表現。

無意識に、「たくさんある」ことで
「強さ」をアピールしようと
していたのかもしれません。

以前将棋棋士の羽生善治さんは、
ある対談番組でこう言っていました。

「人間の思考は強くなればなるほど、
たくさんのことを考えなくなる。」

人間VSコンピューターの対決は近年、
「1手30秒」などといった早指しなら、
プロ棋士に対しても7〜8割以上の勝率を
あげるまでになっているそうです。

近い将来、コンピューターが羽生さん
のような名人にも全勝してしまう日が
来るのでしょうか。

インタビューで羽生さんは、
人間とコンピューターの思考は全然違う
と指摘していました。

人間の思考は強くなればなるほど、
たくさんのことを考えなくなり、
余計なことは排除していくのだそうです。

対して、コンピューターが強くなるプロセスは、
どんどんと計算量を増やし、1秒間で10万手、
ダメなら100万手、一億手でという様な
強くなり方をしていくと言います。

日常生活で「多さは、強さ」
という発想は少ないかもしれません。

ところが「多さは、便利さ」、
この発想に私たちはつい、はまりがちです。

「あれば困らない」
「いつかなにかで役に立つ」
「ないより、あった方がいい」

「たくさん」や「豊富」には、
「安心」という“表の顔”があります。

ところが度を越してしまえば、
その“裏の顔”が現れて
さまざまな代償が伴うのです。

たとえば、いざという時に
大切なものが出てこない。
つまり機会を逃しチャンスに弱くなる、
「機会損失」という落とし穴があります。

人間の思考も同じように、
最初はたくさんあった手数や方法が経験を重ね、
段々とそぎ落とされ結果、強くなっていく。

羽生さんはこれを
「省略するというすごい脳力」と表現します。

これを「ハブク力(ちから)」と呼ぶそうで、
言い得て妙、まさにわれわれ人間がもつ
すごい脳力だと言えるのです。

今週末、改めて身の周りを「多さ」を
点検し、減らしていきましょう。
ぜひ思考力をアップするキッカケに
してみてください。

いつもあなたを応援しています!

小松易

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◎編集後記
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僕も収集癖あります。
ちなみに今でもあります。
(スニーカーを集めています)

小さい頃は「ビックリマンシール」を
集めていました。(知ってる人いますかね?)

今となっては、何のために集めていたか
理由は全くわかりませんが
友達の家に行って、なかなか出ない
レアのシールを見せびらかせるんです。

ただそれだけ…
一体何なんだったんだろう…

吉川広典

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この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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