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2017/06/03(土)
【おのころ心平】幸せは、毎日、小さくつくる。
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FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
ずいぶん前の話になりますが、
電車の中でスーツ姿の老紳士に
足を踏まれたんです。
かなり混んでいましたから
しょうがなかったんですけどね。
でも、ムッとしてしまいました。
※ ※ ※
そしたら、その老紳士、
「ああ、すみません」と言って
腰を折り曲げ、手で僕の靴を
払ってくれるんですよ。
僕は思わず、そこまでしてくれる
この人の手をとってしまいました。
「いや、大丈夫ですから」…。
見たところ、お歳は70前後の老紳士。
その方から見たら、僕なんぞは
ジーパンをはいた、そこいらの若造です。
でも、この方は相手が誰であれ、
このようにするんでしょうね。
この方のポリシーが伝わってきて、
ムッとして(たぶん相手をジロッとみて)
しまった自分を後悔してしまいました。
※ ※ ※
こういう行為っておそらく、
その人の生き方の積み重ねなんだ
と思いました。
状況のせいにしない。
謝るべきはきちんと謝る…
なかなかできることじゃないですね。
僕が70歳くらいになった時、
こうした行為がとっさに出るだろうか?
と思いました。
人を幸せにしたり、社会を幸せにしたり、
そんなこと、自分にはできっこない、
と思っている人って多いと思います。
でもね、そんなの、毎日の、
小さな積み重ねだなって思うんです。
※ ※ ※
コンビニで、両手で丁寧に
お釣りを渡されたとき…、
重い荷物を持って階段を上っていて
前から来た人が少しよけて
道をあけてくれたとき…、
正直に、うれしいなって思いますよ。
そして少し、幸せな気分になります。
コンビニ店員さんだって、
こっちから「ニコ」って
笑みを投げかけたら、
すこし喜んでくれるでしょう。
目の前の見ず知らずの人に、
少し思いやりを持つだけで、
それって、社会を幸せに
できてるんじゃないか…。
※ ※ ※
日常生活に込めるココロ。
先の老紳士のように
ちょっとした行為に
その人の生き方が現れる。
そしてそれはまた、
自分の「カラダ」に
いちばん大切な栄養だと思うのです。
今日は、仙台におりまーす!!
昼から、かの帯津良一先生と
講演会に登壇させて頂きます。
★東北福祉大学
仙台駅東口キャンパス 63教室にて
13:00~17:20
当日券若干ありとのこと-、
直接会場まで!!
―おのころ心平
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◎編集後記
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ムシの居所が悪いとき、
足を踏まれて思わず踏み返した
ことのある、、、小さい人間です。
そのときも後味悪かったけど、
あらためて、
ものすごく恥ずかしい
気持ちになりました。
反省。。
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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