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2016/10/25(火)
【千場ひろこ】昭和の家事から学べること
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 千場ひろこ
FROM 千場ひろこ
ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。
先日、所属している主婦サークルの
縫い物が得意な先輩メンバー(60ー70代)の
集まりに参加した折。
先輩方の幼少の頃の
「衣」にまつわる家事
について話が及びました。
私は、ついていけなくて、
「へー!?」の連続で。
●着物を解く(ほどく)手順
・どんな順で解くとスムースか
・いかに脇の下が解きにくく複雑に仕上げてあるか
(一番、動く場所なので)
●着物の綿入れの手順
(「着物って単衣と袷だけじゃないのー!」
とは、いかにも現代っ子感想でした)
●洗濯のスピード
・洗濯板で洗って、絞って干すまでの時間
手際よく
・子供にも、靴下などつまみ洗いを
させるといい
●ほんの少しの糸も端切れも、無駄にしない
・糸や布は、5cmくらいとか
ほんの小さなものもとっておいて再利用
・人によっては、綿を紡いで
糸にすることからやっていた
などなど…。
明治ー大正ー昭和初期でしょうか。
ミシン一つも使いこなせず、
ボタン一つで完了した洗濯干すのも
億劫な私からすると、
3次元くらい上の家事の数々の証言です。
縫い物はミシン、というか
既製品の洋服に取って代わり。
洗濯は、最新のものは
乾燥ついでに抗菌までスイッチ一つ。
火起こしからスタートしていた
ご飯炊きは、炊飯ジャーのスイッチ一つ。
100年で、こんだけラクを
させてもらっているというのに
ロクに家事ができていない、私。
いやはや、その分の時間を
一体何に使っているのだろう?
まあ、ここで責めに入っては
ダンシャリアンの名が廃れるので(笑)
時代の変遷、現状認識として、
把握だけしておきました。
ーーーーーーーーーーー
同世代の友人の一人が、
そんな昭和さながらの
古民家暮らしをしています。
ミシンも昭和の足踏み。
服も手作り。
畑もやって、田んぼもやって。
近々、竃(かまど)も導入予定。
天然酵母でパンも焼く。
着物も颯爽と着こなす彼女。
サマになってる!
素敵、ロマンがある。
昭和のスタイルがある。
そういうのいいね!
でも胸に手を置いてみると
自分は彼女のような暮らしを
求めているわけでもなさそう。
一方で千場は、
最新設備の整ったマンション、
なんてのもけっこう好きで。
ピッカピカのガラス張りの
アートオブジェのような
最新トイレやお風呂もワクワクします。
生物に悪影響な
電磁波とか化学物質とか環境汚染とかは
気になる方ですが。
そこがクリアであれば、
アタラシいものにも興味津々。
…そんなワタシって、
掴みどころがない?
どうやら、千場は、
新旧のオイシイとこ取りしたような
暮らしが理想のようです。
(と、最近ようやくわかってきた)
特に昔の暮らしを知ることは、
「家事ってそもそもなんなんだろう?」
「手間をかければかけるほどいい?」
「時短のメリット、デメリットは?」
「本当の自分の欲求に
合っている家事や暮らしとは
どういうものだろう?」
そんなことを
考えさせてくれていいものです。
「じゃあ、自分はどうしたい?」
答えは、自分の暮らしから
出していくものでしょうね。
せっせと断捨離しながら。
【先週ダンシャッたモノ】
新聞紙や紙バッグ
(何かに使うと思って溜めすぎた)
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◎編集後記
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子供の頃、やたら着物を着たがったり、
服を手作りしてみたり、野菜の種を
撒いてみたり、そんなことが好きだったの
思い出しました。
今は全然だけど、、
忙しない日々の中で見失ってることも、
たくさんあるのかもしれません。
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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千場ひろこ
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