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2015/06/19(金)
「片づけをやると眠くなります…」
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・6・19 No.1359
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◆今日の断捨離 「「片づけをやると眠くなります…」」
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FROM 小松易
こんにちは!
かたづけ士の小松易です。
先週、日経新聞で取材を受けた記事が
掲載されました。
そのタイトルは
「片づけるとは捨てること」
「断捨離」の教えを受けている
読者の皆さんにとっては、
普通のことに聞こえるかもしれません。
でも、世の中、一般的な理解はおそらく
「片づけは、モノをしまうこと」
でしょう。
ちなみに、片づけが「しまうこと」
という答え自体は正解なんです。
ただ、まだ「片づけるとは捨てること」
と理解している人は少数派です。
私は、片づけとは、
「整理と整頓」であり、
まず取り掛かるのは、
「整理=捨てる」なのだと
伝えています。
それでも、以前として
「捨てること」に抵抗感や苦手意識
を持っている方が多いのもまた事実。
そこで私はこう言います。
それらの感情や意識はもしかしたら、
単なる「思い込み」かもしれないですと。
「捨てられない」、「捨てるのが苦手」
ほとんどそれらは「思い込み」だということです。
捨てられない人の何人かは
「捨てる」行為に至る前に
挫折しているのです。
(逆にこの部分をクリアするだけで
捨てられるという人もいます)
先日ある女性は切実な顔で
私にこう言いました。
「小松さん、片づけると
必ず眠くなるんですよ。」
「ちなみに、普段いつ片づけてるんですか?」
「大抵夜です。日中は働いてますから。」
「眠くなるのは、夜だからですよ。」
「いや、昼やっても寝てしまいます。」
「では、どういう格好で片づけてますか?」
「それ聞きますか?いや普通の服装ですよ。
部屋着ですけど。」
「そうじゃなくて(笑)、
どんな状態でっていう意味です。
もしかして、座って片づけてません?」
「えっ、ダメなんですか?座っちゃ。」
「はい、それがたぶん眠くなる原因ですよ。。」
片づけていて気がつくと寝てしまう人
の多くは、最初から、またはいつの間にか
「座って」片づけています。
しかも、床に腰を落としています。
整理はその場に留まって
手を動かすのは間違いではありませんが、
床に座ってはいけません。
「身を置く」片づけは、
すぐに思考の停滞をもたらします。
片づけている最中で、
「気絶」してしまいます。
さらに、眠りを助長するのが
「デッドラインのない」片づけです。
デッドラインなしの片づけは
思考判断を鈍らせます。
逆に、「デッドライン」を加えると
片づけに勢いとメリハリを
もたらしてくれます。
ぜひ「お風呂に入る前の●分間」とか、
「お気に入りのドラマが始まるまで」
とか、「デッドライン」、
すなわち、「締め切り」を上手く利用して
ちょっとハラハラ、脳を刺激して
片づけてみてください。
次回のメルマガでは、
「捨てられない人」の
最大の「思い込み」について
お話ししていたいと思います。
楽しみに待っていてくださいね。
小松易
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◎編集後記
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時間を決めて、片づけするのは、
集中力がアップしていいかもしれませんね!
私は片づけをする時は、
撮り溜めたビデオ(主にバラエティ)を
つけっぱなしにしてやります。
1番のメリットは、
テレビを見たいから片づけを
開始しやすいことです。
デメリットは、途中で気になっちゃうことですね(笑)
ただバラエティだと、
あまり見てなくても話の内容が
わかるので、私にはちょうどいいです。
あなたは、片づけを始める時、
どんな工夫をしていますか?
ぜひ教えてくださいね!
https://jp.surveymonkey.com/s/
渡辺万里子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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