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2014/08/21(木)
【やましたひでこ】断捨離ヘビー級?
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・8・21 No.1057
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◆今日の断捨離 「断捨離ヘビー級?」
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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
葉月八月二十一日、木曜日。
八月も下旬に突入。
けれど残暑はまだまだ続くようだから
油断はならないようですね。
とはいえ、
暑さを警戒する以上に、
この名残りの夏を愉しめたら素敵かな。
警戒することも必要だけど、
警戒ばかりをしていたら、
暮らしが窮屈になりますものね。
私たちにもたらされる情報は、
警戒や注意を呼びかけることの方が
圧倒的に多いのかもしれません。
そう、
毎日見聞きするニュースしかり。
たくさんのbad news
ほんの僅かなgood news
少しの明るいニュース
たっぷりの暗いニュース
なんとなくテレビをつけて、
なんとなく新聞を広げ、
なんとなくネットサーフィンを
していると、
私たちは、
ネガティブで過剰な情報に
必然的に晒されることになる。
でも、本当に問題なのは、
ネガティブな情報にあるのではなく、
ネガティブな情報ばかりに
晒されていることに、
無自覚になってしまっていること。
なぜなら、私たちは、
大量であれ、
少量であれ、
そこから何を掴みとるかの選択は、
自分次第であるから。
そして、掴みとった情報に、
どんな解釈を加えて理解していくかも
自分次第なのだから。
◇◇◇◇◇
さて、
前回18日月曜日のやましたのメルマガ。
タメコミアン
VS
ダンシャリアン
この仁義なき戦いは、
至るところに勃発するものです。
タメコミアンは、
モノと自分との関係に無自覚
と言っていいだろう。
どうでもいいモノを、
どうでもいいモノとせずに、
ただ溜め込んでいるのであるならば。
では、ダンシャリアンは?
一見、
無自覚から脱出できているようでも、
それが、もしも中途半端であるならば
かえってこんなことがおきることになる。
自分のモノはさておき、
人のモノばかりが目につくようになる…
まあ、
目につくようになったということは、
気に障ることでもありますね。
そう、少しばかり自覚したばっかりに
タメコミアンの無自覚さが、
余計クローズUPされてしまうのです。
気になって仕方がない状態。
気に障ってしょうがない状態。
かくして、バトルは炎上。
捨てろ!
VS
捨てない!
といった、
中途半端自覚派
VS
まったく無自覚派
の不毛なバトルが、
自分と親との間で、
自分とパートナーとの間で、
自分と子との間で、
繰り広げられることになる。
でもね、私、
これもプロセスだと思うのです。
実のところ、誰でも通る道。
私たちは、
こんなバトルを経験してこそ、
気づいていくもの。
私たちは、
こんなバトルを繰り返しながら、
気づきを深めていくもの。
そうですね、何の失敗もなく、
何のトラブルもなく、
タメコミアンとダンシャリアンが、
一気に融和することはないでしょう、
きっと。
どうでしょう、
だからこそ、このバトルを面白がってみたらいい。
ひたひたと迫りくる
タメコミアンによるモノの侵略
VS
波状攻撃のごとく
ダンシャリアンによる捨てろ介入
まるで、自分たちの住空間が、
ボクシングのリングのようになり、
ジャブとパンチの応酬合戦。
う~む、互いに逞しくなれますね!
なんてね(^_-)-☆
そうなんです、
ここで心しておかなくてはならないのは、
階級のこと。
ダンシャリアンたるもの、
自分の階級を自覚して、
相手の階級を見極めてこそ。
もしも、ヘビー級ダンシャリアンが、
年老いた親ライト級タメコミアンに、
「捨ててよ!」ジャブを繰り出したら
どうなるか。
それは、ボクシングではなく、
モノを拠り所にしている親への
強いダメージとなる。
もしも、
ミドル級ダンシャリアンの自分が、
子であるフェザー級タメコミアンに、
「捨てなさい!」パンチを与えたら
どうなるか。
これも、ボクシングとはならず、
躾の範囲を超えた親の職権乱用となる。
そうか、
真っ向勝負を挑んでもいいのは、
互いにミドル級のタメコミアンと
ダンシャリアンの夫婦くらいかしら。
そうは思いませんか?
えっ、親やパートナーが、
自分より上のヘビー級タメコミアン
だったらどうしたらいいのか?って。
はい、それはもう、
ひたすら自分が断捨離の
トレーニングを積むことですよね。
無謀な戦いは挑んではなりません。
ノックアウトされるのが
目にみえていますから。
そして、最後に大事なこと。
実のところ、
断捨離の行きつく先は「自由自在」。
そうですね、もしもあなたが、
断捨離で「自由自在」の幅が広がれば
周囲のタメコミアンに寛容になれる
可能性は、いくらだってある。
そうなれば、
ダンシャリアンのあなたにとって、
タメコミアンは介入の対象ではなく、
そっと見守る対象になるかもしれない。
それが、断捨離の「離」の状態。
「離」とは、
その時々で、
その場その場で、
その情況に応じて、
適度な「距離」がとれること。
はい、接近戦ばかりが、
解決の道ではありませんからね。
有難うございます。
あなたとの出逢いに、いっぱいの愛を込めて。
やましたひでこ
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◎編集後記
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断捨離を始める前の私は
部屋が汚いこと自体に無自覚でした。
旦那に「部屋汚いね」、と言われても
「ふーん」としか思っていませんでした(笑)。
自分には片づけの才能がないのだ
と思っていたからです。
しかし、
片づけに、能力は関係なかったのですね。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/7zMJrD7d/176087/10199574
ー渡辺万里子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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