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2014/07/16(水)
【川畑のぶこ】[Q&A]他愛のない会話が苦手です。
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・7・16 No.1021
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◆今日の断捨離 「[Q&A]他愛のない会話が苦手です。」
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水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、 川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアさせていただきます。
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Q:他愛のない会話が苦手です。
他愛のない会話が苦手で困っています。
知らない相手や、新しい職場内では、
なんとか会話ができますし、
自分の立場を利用(?)して話す時は
特に気にならずできますし、問題は感じません。
(例えば、上司と自分、子どもと自分等)
しかし、
お互いを少し知った間柄や、
働いて1年もした頃になると、
他愛のない話を振ることもできないし、
みんなが他愛のない話で
盛り上がっているところに入ることができず…
一人孤独感を感じたりします。
入りたいのに入れない・・・
というのとはちょっと違って、
入りたい訳じゃないけど、
楽しそうにしているのは感じるから、
入ることが出来たら楽しいんじゃないかなーと思うんです。
『井戸端会議でくつろげた時代』
『人と一緒にくつろぐ努力を』
といった記事を読み、
それが私の理想・夢だと思います。
人と共感的に過ごすことは、
人生が豊かになって、
せっかくの人生をそんな風に
生きたいと望みます。
しかし、
気が付くと私は、現実的であったり、
自分の意見を主張しがちであったりと
会話がちっとも楽しくありません。
だから、友達もいません。
・・・といっても、
年に1・2度食事をする仲間はいますが
これもまた、みんなは話題が豊富で、
日々が充実している様子がうかがえ
やっぱり自己嫌悪に陥ったりしてしまします。
投影についてや、
人は自分の鏡といったことは、
カウンセラーの方の話から知ってはいます。
しかし、
それが、自分にはどう当てはまり、
何を気にしなくていいのか、
何が根本にあるのか・・・
どんどん悩みが違った形で
深みにはまっていってしまいます。
今は、職場でギクシャクした相手との関係を、
自分一人スムーズに解消できない気がして、
なんて未熟な人間なんだろうと、
落ち込んでいます。
他の職員は、他愛のない話をしだして
関係を元に戻すのがとっても上手です。
そこで、
他愛のない会話ができない私は、
どうなんだろう・・・
と考えてしまいました。
よろしくお願いします。
【50代 女性 ファンキー様】
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FROM 川畑のぶこ
A:
ファンキーさんの誠実さと真面目さが
伝わってくるご相談です。
同僚や知人との他愛のない会話を
楽しみたい、すなわち、
人間関係を良好にして豊かな人生を
送りたいという思いからのお悩みは、
私たちの多くに共通するものではないでしょうか。
さて、それでは他愛のない会話が
出来なかったら、
本当に豊かな人間関係は築けないのでしょうか。
答えはNOです。
口数が少なく、
人から話しかけられれば相槌はうつけれども、
基本的に自分からは話しかけることがない静かな人でも、
豊かな人間関係を築いている人は世の中にたくさんいます。
人間関係を良好に保つためには、
互いのニーズ(心理的欲求)が
満たされているかどうかが基本的な課題となります。
相手のニーズを瞬時に満たすことができたなら、
人間関係は比較的良好にいくでしょう。
ただ、実際に相手のニーズを
ダイレクトに満たしておらずとも、
そうあろうと努力する姿勢が
見られれば人間関係は
やはり良好にいくことが多いものです。
たとえば、
コーヒーが好きで飲みたいと思っている相手に、
飲みたいタイミングでコーヒーを
提供できたに越したことはありませんが、
たとえ少々ずれたタイミングで
緑茶を出したとしても、
相手を思いやるという行為に変わりはありません。
そのような行為の意図を相手は
読むことができますし、
そうであれば人間関係は良好に運ぶでしょう。
ときには、その意図や姿勢を正確に
読めない人もいるかもしれませんが、
そのような人とは良好な人間関係を
築くことに執着しないことをおすすめします。
他愛のない会話を器用にできなくても
「私はあなたと良好な人間関係を築きたいのです」
という意図や姿勢が見られれば、
そして相手が敬意や思いやりを
感じることができれば相手との関係は
良好に保てるでしょう。
これは挨拶ひとつでも可能なやりとりです。
他愛のない会話にはあまり乗ってこないけれども、
いつも爽やかな笑顔で相手の目を見て
気持ちを込めて挨拶をしてくる相手に
悪い印象を持つ人は少ないものです。
多くの場合、
相手のニーズも会話そのものではなく
それ通じて「つながっていたい」
というのが真のニーズでしょう。
「私も一緒です」ということが伝われば良いのです。
実際的に気の利いた他愛のない会話を
しなければ(=苦手を克服しなければ)
良い人間関係はつくれないという
思い込みを捨てることです。
それよりも得意を伸ばそうと発想を転換してみてください。
たとえば、
気の利いた話をできなくても、
「聞き上手」になることは可能です。
積極的に話をしたい人というのは、
積極的に聞いてくれる人を必要とするものです。
「うんうん」と頷いたり、
「へぇ、そうなんだー」
などと反応する、すなわち、
あなたに耳を傾けていますよ、
あなたを見ていますよという姿勢を返すのです。
実際の声を使わずとも態度や姿勢を示す、
これをノンバーバルコミュニケーション
(非言語的コミュニケーション)と言いますが、
コミュニケーションでとても重要な役割を果たします。
無意識に、
「人とつながると面倒なことになる」
「波風立てない方が良い」という
思いがはたらいていて、
なかなか人の輪に入れないこともありますが、
もし思い当たることがあれば、
「私は良い人間関係を築く過程にいる。
万一面倒になったなら、
そこから距離を取れば良い」
と切り替えてみてください。
まずは自分らしさを忘れず、
気楽に聞き役に徹してみてください。
PS
水曜日の断捨離メルマガでは
お寄せいただいた質問の中から
一つ取り上げてお答えしています。
(不定期)
あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
質問はこちらから
↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382
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◎編集後記
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何の話をしたらいいかわからないから
気後れしてしまうというのは、
誰にでも経験がありますよね。
会話をするということは、
話をすることに気がいきがちですが、
聞く事も大切な要素。
聞く事を大事にすることが、
コミュニケーションの第一歩になりますね。
PS
聞く事が上手な職業の一つに
“占い師”があります。
しかし、占い師には、
あなたを幸せにしてくれる占い師と、
不幸にする占い師がいると言います。
その違いは何でしょうか?
詳しくはこちらから
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/NdmToVjV/173411/10199574
ー渡辺万里子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
川畑 のぶこ
心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー
東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。
2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。
「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。
断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等
所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等
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