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2013/06/10(月)

【やましたひでこ】失敗すること

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・6・10  No.620

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◆今日の断捨離  失敗すること

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FROM やましたひでこ

 

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

週2回執筆のやました担当断捨離メルマガ。
当然、原稿の締め切りも週2回あるわけで。

 

あら、月曜日書いたと思えばすぐ木曜日。
あれ、木曜日書いたと思えばすぐまた月曜日。

 

このローテンション、早いのか短いのか。

 

実のところ、これが週1回になったとしても、
あらっ、あれっと思うことには変わりないと思うのです。

 

そう、決して気持ちに余裕が出るとは思えない。

 

だって、恥ずかしながら、
ぎりぎりまで先延ばしすることには変わりないのでね。

 

そうですね、それはまるで狭い家が広くなれば、
片づくと思い込むのと同じ。

 

思考習慣、生活習慣が変わらないままであるならば、
家が広いくなった分、モノが増え、
片づかない部屋、片づけない空間が広がるだけ。

 

私の先送り体質に変わりがないならば、
締切期間が長くなろうと関係なくて。

 

けれど締切りが週2回あるからこそ、
こうして、週2回書き続けることができるわけでして。

 

狭いという空間の制限がるからこそ、
モノを絞りこみ片づける私がいて、
締切という時間の制限があるからこそ、
原稿が出来上がる私がいるようです。

 

はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。

 

そう、暮らしを溢れる笑顔でいっぱいにするために。
そう、仕事を勇気ある挑戦で満たすために。
そう、人生をより果敢に生きていくために。

 

◇◇◇

 

断捨離は失敗がつきもの。
断捨離は失敗を避けてとおることはない。

 

いえ、断捨離に限らず、
物事を習得していくプロセスには、
失敗は必ずついて回るもの。

 

一度も転ぶことなく立って歩くことができる人などいないし、
私たちは転ぶという経験を踏んで逞しくなっていく。

 

さて、その断捨離の失敗談の中で、
初心者さんからよく伺うことはこれ。

 

なんだか大事なモノを捨ててしまい、
どうでもいいものが捨てられず残ってしまうと。

 

あらら、大事なモノを間違って捨ててしまうとは!

 

けれど、この残念ともいえる出来事には、
こんな理由、こんな心理が潜んでいると思うのです。

 

ひとつは、断捨離初心者さんにとって、
捨てる基準、残す基準がまだまだ曖昧であるのは、
致し方のないこと。

 

なぜなら、その基準や線引きは、
繰り返し実践を積み重さねることによって、
明確でクリアなものになっていくのだから。

 

まだまだ判断力が磨かれていないのだから。

 

グレーゾーンに大事なものが紛れ込んでしまうのは、
迷いと戸惑いがある初期の段階では、
ある程度の頻度で起きてしまうことなんですね。

 

それから、もうひとつは、
私たちの心理ですよね。

 

なんであれ、断つこと、捨てること、離れることは、
積極的に取り組みたいと思うことではなく、
出来ることなら避けて通りたいもの。

 

そうですね、私たちは本当のところ、
捨てたくはないのです。

 

だから、捨てなくてすむ理由を探そうする。
だから、捨てなくてすむ理由にしがみつく。

 

それどころか、大事なモノを
誤って捨ててしまうという失敗を、
あえて自分に与えたりもする。

 

もちろん、どれも無意識のうちに。

 

ほらっ、大事なモノも捨ててしまったよね。
だから、捨てるなんてとんでもない、しないほうがいいよね。
だって、それで後悔したくないよね。

 

一度の失敗を、自らが無意識のうちに演出し、
その失敗体験をもってして、
捨てないでいられる正当性を創り出し、
そこにしがみつく。

 

まったく、やっかいだけど。

 

けれど、それだからこそ面白いのかもしない。
断捨離で自分に向き合い、自分を探訪していことが。

 

どうでしょう。

 

有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝と愛をこめて。

 

 

 

やましたひでこ

 

 

 

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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