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2013/05/12(日)
【小松易】一枚岩
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・5・12 No.591
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◆今日の断捨離 一枚岩
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FROM 小松易
こんにちは!
かたづけ士の小松易です。
この仕事をしていて
ある時、気づいたことがありました。
それは、片づけが苦手な人は、部屋に対して、
ある決まった見方をしているということ。
それは、部屋を「一枚岩」として、つまり、
ひと塊として見ているということでした。
その気づきの発端は、片づけが苦手な人の
「片づけを先送りにする」というクセの
改善に着手したことから始まっています。
片づけようと気合をいれて、
1日で「いっぺんに」やろうとする。
その「いっぺんに」の気持ちが、
いつも部屋を「一枚岩」に見てしまう
思考のクセとなって表れてしまう。
その結果、部屋の大きさ、モノの多さ、重さに圧倒され
「あとで」、「もうすこし時間が取れた時に」
「まとめてしっかりやれるときに」となってしまい
先送りされていまうという悪循環に陥ります。
では、そもそも私たちは、
なぜ部屋を塊としてみてしまうのでしょうか?
実は昨年あるセミナーに参加して
その疑問を解くヒントを得ることができました。
みなさん、突然ですが、漢字は得意ですか?
はい、得意というあなた!
「うつ病」の「うつ」という漢字は書けますか?
当時不意に講師からこう言われ、
私の頭の中に浮かんだ「うつ」という漢字の
イメージは(もちろん書けませんでしたので)
こんな感じでした。
「※」
または、
「●」(笑)
そこで講師はこう言いました。
みなさんは、「うつ」という漢字を
ひと塊に見ています。
でもいまから、「分解」することで
「うつ」という漢字もすぐ書けるようになりますよ。
そして、「うつ」という漢字を
次のように言いながら、
ホワイトボードに書いていきました。
林の中に缶がある
ワ冠(かんむり)をして、
マス中にコメがある
。。。それは、ヒミ(ツ)だ!
鬱
まさに、「うつ」を塊で見ていたことが
「書けない」という心理的なブロックに
なっていたんだということに初めて
気づくことができました。
片づけが苦手な人が見る「部屋」
私が見る「難しいと思っている漢字」
どちらも、つい「塊」でみてしまうことで
行動することを止めていたのかもしれません。
でも正直に言うと、「うつ」なんて
パソコンで変換すれば「鬱」って出てくるんだから、
覚えなくてもいいやと思っていました(笑)
ところが、セミナーの講師は、それは漢字だけではなく
人が持っているあらゆる能力に対する
「あきらめ」の表れだと教えてくれました。
もう自分には無理。
自分では片づけられない。
この部屋、なかったことにしよう(笑)
いや、冗談抜きで、切実にこう思って
苦しんでいる人にたくさん会ってきました。
その都度、私もない頭を振り絞って
ほぼ1つしかない(笑)「エリア細分化」の方法で
お客様と対峙してきた時代が思い出されました。
苦手だから塊に見てしまうのか
塊に見てしまうから、苦手だと感じるのか?
どちらが先なのかの議論は置いておくとして。。。
つまり、「分ければ、分かる」
それがまず、第一歩でしょう。
ちなみに、「片づける」という言葉そのものも
実は、「分ける」ことお勧めします。
片づけるとは、
1「整理する(モノを減らす)」
2「整頓する(置き場を決める)」
3「維持する(出したらしまう)」
と3つに分かれ、
まずは、1「整理する(モノを減らす)」だけ
割り切って徹底してやる。
つまり、「減量作戦」に徹すること。
それがポイントです。
すると、「一カ所」決めた場所に対して、
やることは「整理」!
このことはきっちり時間通りに
終わらせる効果にもつながるわけです。
実は、さきほど私が受けたセミナーというのが
「アクティブ・ブレイン・セミナー」といって
人材育成 の第一人者・小田全宏氏が開発した
実践的な記憶法なのです。
来月やましたひでこさんと私の二人が
ダブルゲストとして小田全宏さんと
対談することになりました。
「記憶術×断捨離×かたづけ」
なにが起きるか分かりません(笑)
今後もう二度とないコラボですので
ぜひご興味ある方は会場でお会いしましょう。
ちなみに、私の頭の中に浮かんでいるキーワードは
「イメージづくり」という言葉です。
この言葉を持って、対談に臨もうと考えています。
「アクティブ・ブレイン 夢フォーラム 2013 in 東京」
http://www.oda-abs.com/forums/detail/skey:16
さて、部屋は「一枚岩」ではなく、
それは「板チョコ」です。
パキンパキン!(笑)
断捨離、かたづけ、あきらめずに
実践していきましょう!
かたづけ士 小松易
かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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