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2026/07/17(金)

【小松易】未来を思い描くと、片づけは進む。

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

家族に、何気なく、

「片づけたの?」
「まだ終わっていないの?」
「これはどうするの?」

と聞くことがあります。

聞いている側としては、
ただ状況を確認したいだけかもしれません。

終わっていなければ、
明日の朝にやればいいし、
なんなら自分が片づける。

置き場所が決まっていなければ、
一緒に考えればいい。

それくらいの気持ちで
尋ねていることもあるでしょう。

ところが、聞かれた側は、

「できていないことを責められるのかな」
「また怒られるかもしれない」
「正しい答えを言わなければ」

と感じて、
すぐに答えられなくなることがあります。

同じ言葉でも、
言った人と受け取った人の頭の中には、
違う場面が浮かんでいるのです。

質問した人が思い描いているのは、
「状況を確認して、次を決めたい」
という未来。

一方、聞かれた人が思い描いているのは、
「できていない自分を責められる」
という未来かもしれません。

このイメージの違いは、
家庭でも仕事でも、よく起こります。

だから質問をする時には、
先にその意図を伝えてみることが大切です。

たとえば、
「片づけたの?」と聞く代わりに、

「今日やる予定だった場所、
 まだ途中だったら明日に回してもいいから、
 今どんな状態かだけ教えてもらえる?」

と聞いてみる。

あるいは、

「テーブルを空けて、
 あとで一緒にお茶を飲みたいんだけど、
 ここにあるモノをどうしようか?」

と伝えてみる。

すると相手の頭の中に、

叱られる未来ではなく、
一緒に考える未来や、
片づいた後の時間が浮かびます。

片づけは、
「正しいことを言えば人が動く」
というものではないんですね。

「片づけてよ」
「ここに置かないで」
「早く捨てて」

そう言われても、相手の中に
片づいた後の良いイメージがなければ、
なかなか手は動きません。

反対に、

「ここが空いたら、
 朝の支度が楽になりそうだね」

「この棚が整ったら、
 好きな本をゆっくり選べそうだね」

「この部屋が片づいたら、
 久しぶりに友人を呼べそうだね」

そんな未来が思い浮かべば、
自然に相手は動いてくれるものです。

これは、自分自身への言葉も同じで、

私たちは自分に対しても、

「まだできていない」
「どうしていつも散らかすんだろう」
「早くやらなければ」

と、まるで詰問するような言葉を
投げかけてしまうことがあります。

けれど、その言葉から浮かぶのは、
できていない自分や、
また失敗する未来ばかりです。

それでは、ますます
片づけに向き合うのが苦しくなります。

そんな時は、
問いを少し変えてみてください。

「ここが片づいたら、
 私はどんな気持ちになれるだろう」

「このモノを整理できたら、
 どんな時間が増えるだろう」

「この場所で、
 本当は何をしたいのだろう」

問いの言葉が変わると、
頭の中に浮かぶ景色も変わります。

今回の
「かたづけ思考で人生を進化させるラジオ」
第6回では、

片づけを進めるための
「イメージ力」についてお話ししています。

私が子どもの頃には
あまり面白さが分からなかった映画を、

大人になった今では
登場人物に共感しながら楽しんでいる話を
ご紹介しています。

人は、片づいた自分を思い浮かべられると、
その姿に向かって
少しずつ動けるようになります。

片づける前に、
まず片づいた後を思い描いてみる。

それは、
収納方法を考えるよりも先にできる、
小さくて大切な準備です。

▼「かたづけ思考」で人生を進化させるラジオ
第6回はこちら

あなたが今、
片づけたいと思っている場所。

そこが整ったら、
どんな時間を過ごしたいですか。

誰と、どんな話をしたいですか。

どんな気持ちで、
その場所に立っていたいですか。

その未来を思い浮かべることが、
片づけの最初の一歩になります。

どんな状況であっても、
いつもあなたを応援しています!

小松易

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What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
断捨離メルマガには時々、ヒジョーに耳の
痛い話が出てきますが、今日の小松さんの
メルマガは、まさに!です(^_^;)

「これはどうするの?」
息子によく言ってしまいます(汗)
「どうにかした後の景色が見えない」から
ずっと放置しているのかもしれないですね。
「その先をイメージさせる」問いかけや
伝え方、心がけます。

山本 響子<断捨離事務局>

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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