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【やましたひでこ】捨ててこそ、気づくこと。離れてこそ、分かること。
2025/07/03(木)
【やましたひでこ】捨ててこそ、気づくこと。離れてこそ、分かること。
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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
早くも7月。
この一年の折り返し、
そして後半のはじまり。
ふと振り返れば──
思いがけず、私にとって
大切だったはずの存在たちとの「離」。
この前半の月日は、
その「離」を深く経験する時間
となっていました。
そして今、その余韻すらも、
静かに薄れていくのを感じます。
けれど、そうだからこそ──
新たに「見えること」「気づくこと」
「分かること」がある。
たとえば、「組織」。
そこに“いる”からこそ、
見えてくるものがあり、
気づくことができ、
理解が及ぶこともある。
でも同時に、
“いる”からこそ、
見えなくなることもあり、
気づけないこともあり、
理解できないことすらあるのです。
それは、“外にいる”ときも同じ。
外にいるからこそ、
見えることがあり、
気づけることがあり、
わかることがある。
でもやはり、
外にいるからこそ、
見えなくなるものも、
気づけないことも、
分からなくなるものもある。
──これ、まさに断捨離と同じですね。
断ってこそ、見えてくることがある。
断ったからこそ、見えなくなることもある。
捨ててこそ、気づけることがある。
捨てたからこそ、気づけなくなることもある。
離れてこそ、分かることがある。
離れたからこそ、分からなくなることもある。
だからこそ──
「今ここ」にいる自分の場所、
自分の立ち位置、自分の環境
という視座から、問いかけてみる。
私は何を、
いま──見えていないのか。
何に──気づいていないのか。
何を──本当に分かっていないのか。
それを見つめるまなざしが、
今このときを生きる智慧となるのでしょう。
私が「離れる」と決めた人たち。
私から「離れる」と決めた人たち。
その「離れた関係」のなかで──
私たちは互いに、
何を見て、何に気づき、
何を理解してゆくのか。
そこに、未練を抱かず、
また、期待に縛られずに、
静かに在りたいと願うのです。
なぜなら──
未練も、期待も、すべては
「執着」という名の霊的束縛に
他ならないのだから。
ありがとうございます。
やましたひでこ
ブログ:https://ameblo.jp/danshariblog/
断捨離やましたひでこ公式Instagram ID:
danshari_yamashitahideko
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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◎編集後記
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もう何年も、もしかしたら10年以上も!?
私にとっての「当たり前」だったことを
ひょんなことから先日、図らずも「やめる」
ということがあったのですが、、、
手放したあとの身軽さと言ったら…
なんとも例えようのない爽快感で
いっぱいでした!
「快適」だと思い込んでいた“あのこと”が
実は、私自身を最も不快に、そして不自由に
していたことに、気づいた出来事でした。
山本 響子
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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