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2024/11/15(金)

【小松易】名俳優に学ぶ、ムダのない暮らしの極意

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

1969年、昭和でいうと44年生まれの私。

50代も半ばになると、
白髪やしわが増えたりと
見た目の変化はもちろんですが、
徹夜などの無理が利かなくなったりと
肉体的な変化も感じます。

でも、年を重ねることで、
20代、30代のころには
見えなかったものがちょっと見えてくる
楽しさや喜びを感じる
精神的な変化もあります。

ちょうど私が生まれた年に制作が始まり
私も大ファンの作品、
映画「男はつらいよ」ですが、
第1作公開から55年の節目に合わせ、
つい先日、山田洋次監督や
出演俳優による座談会が
東京・柴又で開かれたそうです。

来場者から新作を望む声が出たものの、
山田監督は
「つくりたいけど寅さんがいない。
 つくってほしいという声はうれしい」
と答えのだとか。

それだけ、山田監督にとって、
寅さん役は渥美清さんしかいないという
ことなのでしょうね。

私も、渥美清さん以外の寅さんというのは
ちょっと想像できません。

山田洋次監督の言葉に
こんなものがあります。

「下手役者ほど、小芝居が多い」

渥美清さんは、ムダな演技がなかった。
でもいつもそこに、
寅さんが存在していたのだといいます。

私自身も講演会でつい説明が
多くなるときあります。

そんなときは往々にして、
自信がないときです。

気がつけば、いつもより話が長くなり、
伝わってないかなと思って
また何かを付け足すことで結果、
予定の終了時刻より時間を
オーバーしてしまうのです。

モノを厳選する、というのは
自信の表れです。

文字通り、「自」分を「信」じている。
つまり、自分自身の選択を
信じている結果なのです。

その選択を支えるのが基準です。
基準がある人は行動が早い。
より的確で素早い判断、決断が
できるのです。

ちなみに、人前で話すときの
私の基準の一つは、
「第一声は短いフレーズで始める」。

短い言葉とはすなわち、
これから話す内容を凝縮した結論であり、
本質を表現したもの。

フレーズとは、例えば
「今日は、
 かたづけの意識と知識の話をします」
といったものです。

それを最初に言えたら、
あとはすべてその補足なので、
いつ切り上げてもいいわけです。
いつもできるわけではありませんが(笑)。

ムダのない演技とは、
一見素人目にはなにもしていないくらいに、
ごく自然な演技。

そこにいるのは俳優・渥美清ではなく、
紛れもない「寅さん」なのです。

もちろん、渥美清さんは
何もしていないわけではありません。

私たちには「見えない」演技が
そこにあるのです。

そんな「見えないもの」を感じる感性を
何歳になっても楽しみながら
磨いていけたらいいなと思っています。

みなさんも、今週末は
「感性を磨く」を意識して
過ごしてみるのはいかがでしょうか。

いつもあなたを応援しています!

小松易

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◎編集後記
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私の入っている合唱団では
色々な曲を演奏しますが、
特に難しいのが、
歌詞にストーリー性のある組曲です。

その曲のストーリーを
お客さんに愉しんでもらえるように
演奏するには、

音のミスはもちろんしてはいけませんし、
ストレスなく歌詞が聞き取れるように
言葉を立てて歌わなければいけません。

また、強弱などの表現がわざとらしいと
そちらに意識が行ってしまい良くないですが
かといって抑揚のない演奏は論外です。

曲が持つ面白さだけを届けるために、
あらゆる音楽的な表現、技術を
「見えない」(聴こえない)ようにする、
というのは、難しいけれど奥深く、
練習のしがいがあります。

西 優里花

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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