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2024/07/28(日)
【山際恵美子】「おば見え」ワンピースコーデしていませんか?
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FROM 山際恵美子
おはようございます。
ファッション・ディレクターの
山際恵美子です。
最近YouTubeなどを見ていると
よく登場する言葉に「おば見え」コーデ
というのがあります。
文字通り、おばさんに見える
あるいは老けて見える
コーディネートのこと。
ならば今日は、これから登場回数の多い
ワンピースの「おば見え」ベスト3を
その解決策とともに
お届けしたいと思います。
ベスト1:スパッツを合わせる
ワンピースだけでふわっと着ればよいものを
なんとなく心許ないのか冷房対策か
未だに細いスパッツを合わせている方。
これはもう昭和のおばさんスタイルで
完全にアウトです。
チュニックに細身のパンツスタイル
というのもこれと同類。
旬のシルエットは
毎年変化&進化していきます。
今年どうしてもワンピースの下に
仕込むとしたら、
ワイドパンツを覗かせること。
ベスト2:カーディガンを羽織る
ノースリーブワンピースの二の腕対策として
また、これも冷房対策として
カーディガンを羽織る方も多いと思います。
持ち運びも便利ですし、
シワにもなりにくいので
夏の羽織としては重宝します。
ただ、いつものカーディガンを
そのまま羽織ってしまうとこれも
あっと言う間に昔の人に。
今季袖を通して着るなら、腕が透ける
シアーなカーディガンのみです。
それ以外の場合は、腕を通して羽織らずに
ふわっと肩がけする!たったこれだけで
見え方が劇的にかわります。
二の腕が見え隠れするので、
これがアクセントになって、
とてもエレガントな印象に。
また昔の通称「ディレクター巻き」もあり。
ボタンを留めてワンピースの後ろに
少し折った身頃をかぶせ、袖を前で
クロスするスタイルです。
これもコツがあって、クロス部分を
真ん中ではなく少しずらしてみせること
また、ボタンを全て留めず
下3個ほどはずしたままで羽織ると
リズムができて、たちまち上級者に。
ベスト3:黒ワンピースに埋もれる
細見え効果を狙って
黒のワンピースを着る方。
サマーブラックはとてもおしゃれですが
それだけだと、老け見えの可能性大の
危険なアイテムでもあります。
白のTシャツを胸元からみせる
シルバーやゴールドのアクセサリーで
光をプラスするなど、黒一色で終わらない
工夫をしてみてください。
いくつになってもおしゃれを愉しむために
ちょっとした着こなしの
アップデートが肝要。
なお、今日のブログにブラックワンピを
使ったベスト3の正解コーデを
アップしているので、
どうぞご参照ください。
山際恵美子
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◎編集後記
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定番アイテムのカーディガンも、
そのシーズンごとに
着方が全く変わるんですね。
気になって色々と調べていたら、
なんと、「ディレクター巻き」専用の
着れないタイプのカーディガンも
あるようで、驚きました。
おしゃれは奥が深いです……
西 優里花
この記事の執筆者について
山際恵美子
ファッションディレクター
一般社団法人ウーマンメディア協会理事
東北大学卒業後、ロータリー財団奨学生としてフランス留学。帰国後『エル・ジャポン』創刊メンバーとして編集の道に入る。 ファッション雑誌「GINZA」元編集長。フランス語と英語を活かし、ミラノ&パリコレクションを10年以上最前線で取材。マークジェイコブスやシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドの単独インタビューなど独自のアプローチで注目を集める。 雑誌「エル・ジャポン」「クロワッサン」「GINZA]を経て 、書籍編集に移り、「断捨離」担当編集はじめ、ファッション、美容、医療、料理、ライフスタイルなど幅広い書籍を出版。 2016年マガジンハウスを退社後、ファッションアドバイス、執筆・編集、講演などで活躍中。
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