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2024/07/01(月)

【やましたひでこ】時間にも、空間にも、きちんと始末を

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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

月の始まり。
週の始まり。

そして、

下半期の始まり。

そうですね、区切りがついて、
なにかしら心も改まるような。

けれど、それは、

月の終わりに、
週の終わりに、

そして、

上半期の終わりに、
しっかりと始末を付けた場合に限ったこと。

私たちの諸々は、パソコンのそれと違い、
上書きすれば、下の文章が
自動的に消えはしないですね。

どうぞ、想像してみて下さい。

ホワイトボード一面に書き広げた
図や文字の上に、あらたな図や文字を
書き始めたとしたら。

いえいえ、そんなことはしないはず。

なぜなら、そんなことをしたら、
いったい、あらたに何を描いたのか、
さっぱり分からなくなることを
知っていますものね。

だから、すべてを消してから、
次を書き込み始めるはず。

ところが、ホワイトボードという平面では、
それが出来るというのに。

なぜだか、立体である居住空間では、
まったくと言っていいほど、
それが出来なくなる。

というか、まったくしなくなるのです。

つまり、着もしない服、読みもしない本、
使いもしない道具たち。

それらを始末することなく、
あたらしい服、本、道具を買い込み、
取り入れていくのが私たち。

これでは、居住空間がゴタゴタとして、
モノがどこにどれくらいあるのか、
分からなくなるのは当たり前のこと。

つくづくと思うのです。

私たちは、空間を認識するのが
とっても苦手だと。

だから、
どこまでもモノを詰め込むことができると
無意識に思い込んでいるのです。

詰め込んで、
詰まらせる。

詰め込んだから、
詰まる。

詰まったから、
流れない。

流れないから、
淀む。

こうやって、居住空間に、
自ら、混乱と汚染を招き入れている。

こんな不合理で、
不可解な、不利益な行為こそ、
一刻も早く断捨離を!

実のところ、断捨離とは、
モノを捨てているのではなく、
不利益に始末をつけるために、
不必要なモノたちを手放しているのです。

断捨離とは、
問題解決思考とその行動。

どうぞ、日常の生活時間で、
日常の生活空間で、
断捨離に励んで下さいますように。

そう、あなたが、
あなた自身の気力、体力、知力を
より充実させていくために。

やましたひでこ

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What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪
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編集後記
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ホワイトボードやデータは、
一瞬で消去ができますが、
モノはそうもいかないのが難点ですね。

モノは始末に時間も手間もかかるからこそ、
取り入れ方にも気をつけて、
溜めないようにしていきたいです。

西 優里花

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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