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2024/05/01(水)

【川畑のぶこ】Q.妻の急逝の喪失感で落ち込んでいます

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をシェアします。

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Q.妻の急逝の喪失感で落ち込んでいます

はじめまして。
相談内容は妻の急逝による喪失感で
落ち込んでる自分の状況です。

3月に急性心筋梗塞で58歳という若さで
妻が亡くなりました。
今まで心臓に関して何の所見もなく
予想外の出来事でした。

亡くなる前日、
「気管の辺りが痛い」
という体の変調を訴えました。

本人はアレルギー治療の
副作用かもしれないということで
主治医に電話相談しましたが、
安静にするように、
という指示で布団に横たわりました。

ですが改善せず、
隣にいた自分も寝こけてしまい、
目を離してしまいました。

ハッと気がついた時、
妻はうめき声を上げて気絶し、
救急搬送しましたが間に合いませんでした。

あの時目を離さなければ、
もっと速く救急搬送すれば助かったのでは、
という後悔が3週間経った今も消えません。

いつも、
体調を崩した私を配慮して料理を作り
自分のことを後回しにしていた妻。

亡くなるひと月前は両親の介護に奔走し
施設、ケアマネージャーの対応を
一手に引き受けていた妻。

ちょうど新居を買って、
わずか1週間で亡くなってしまいました。
本当に可哀想な妻の急逝だと思います。
どんな気持ちで
旅立ってしまったのでしょう。

料理も家事全般を妻が全て担っていたので
途方に暮れる毎日です。

子供はいない私たちは
「二人で一緒に90まで生きようね。
 80歳でも自分の歯は20本残そう」
と言っていました。
私は妻に甘えっぱなしで
結婚生活は私にとって薔薇色でしたが、
これから1人の人生を
どう送ったらよいか分かりません。

実母にはカウンセリングを受けた方が良い、
といわれますがそんな気はおこらず、
毎日仕事、妻の急逝後の手続きに取り組み
気を紛らわしてる状況です。

時間が解決するといわれますが、
本当にそういう日はくるのでしょうか。

まとまらない文章ですが
アドバイスを頂けると幸いです。

【ぽこちゃん・50代・男性】

―――――――――――――――――

突然の愛妻の旅立ちに、
言葉に尽くせないショックが
あることと思います。

闘病生活がある程度の期間
あったうえでの出来事であれば、
それなりの心の準備も
できたかもしれませんが
(もちろんそれでも愛する者を失う苦しみに
変わりはありませんが)、

心臓発作などによる急逝は
残された者のショックも
大きくなることと思います。

そのような深い苦しみの中、
ぽこちゃんが引きこもらずに
このように相談をしてくださったことは
希望が感じられます。

しばらくは心が辛くて
周囲からのお悔やみや連絡も、
「いったい何がわかるんだ」
と煩わしく思われることも
あるかもしれません。

でも、どうかこのようなときにこそ
人とのつながりを大切にしてください。

周囲の人は、たしかに
ぽこちゃんと同じ経験はしていませんし、
同じ感情をもつことは
できないかもしれません。

でも、周囲の人がぽこちゃんの苦しみに
共感しようとして、
1日も早く辛さから開放されることを
望む気持ちは真実です。

実際に同じように感じられなくとも、
共感しようとしてくれている姿勢、
癒やしが訪れることを願う姿勢に
感謝の気持ちをわすれないでください。

時間が解決をしてくれるのか。。。
というぽこちゃんの問いに関しては、
今はまったく
そう感じられないかもしれませんが、
必ず時間は解決してくれます。

そのことを信じてください。

癒やしのスピードは
ぽこちゃんの姿勢次第でもありますが、
喪に服する時間は必要で、
無理に悲しみを消す必要もありません。

でも覚えておいていただきたいのは、
ぽこちゃんは奥様と出会う前は
彼女なしでも生きていました。

そして、ふしぎなご縁から奥様と出会い
2人で生活するようになりました。

出会う前は、そんな変化が訪れることは
予想できていなかったのでは
ないでしょうか?

人生には良くも悪くも
予測できないことが起こるものです。

でも私たちにはそのような変化に適応する
ちからが、生まれながらに備わっています。

ずっといっしょにいると麻痺して
ありがたみがわからなくなりますが、
離れると価値がわかることもあり、
このように変化の中でしか気づけない
大切なこともあります。

変化の中にこそ生命の躍動があります。

ぽこちゃんの苦しみも
大きな人生における変化のひとつです。

光が強いほどに影が濃くなるように、
それほどに愛おしい対象が
人生に存在した証でもあり、
豊かな人生の証拠でもあるのです。

変化にしなやかに対応できるか否かは、
執着や愛着の度合いによっても
変わってきます。

愛する相手への執着や依存が
強ければ強いほど、当然のことながら、
離れる苦しみも強くなるものです。

家事や身の回りのこと全般を
奥様が担っていられたのであれば
喪失感はさらに大きくなって当然でしょう。

ぽこちゃんがこれから
家事に取り組むたびに、
これまで気づかなかった奥様の愛を
さらに感じる機会になるのかもしれません。

そのたびにロスを感じるかもしれませんが、
かならずそのあとに
いかに愛され、恵まれ、豊かであったか、
感謝の念をもち、心の中で奥さまに
「ありがとう」を
伝えるようにしてみてください。

きっとあの世の奥さまに届くことでしょう。

執着は不健全なものの見方によって
生まれることがほとんどです。

愛する者の死が悲しいのは当然ですが、
「死んだらすべての終わりだ」
という信念が苦しみを強め、
私たちに絶望をもたらすことと思います。

悲しみの中にも、
たとえ眼の前に奥さまの肉体はなくとも、
ぽこちゃんと奥さまの
目に見えないつながりは
いまだ絶たれることはなく、
これからもいままでとは違ったかたちで
つながっていられることを、あの世から
ぽこちゃんへ愛を送っていることを
信じることもできます。

すると、日常のさまざまな、
そしてささやかな場面に、
奥さまのやわらかな息遣いを感じることが
できるようになるかもしれません。

しばらくは喪に服し、
悲しみの中にいることと思いますが、
ぜひそのような見えないつながりも
大切にしてみてください。

ぽこちゃんの奥さまの
たましいがやすらいで、
今はあたたかいところから
ぽこちゃんを見守ってくださいますように。

ー川畑のぶこ

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◎編集後記
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断捨離メルマガ毎週水曜日の執筆者、
心理療法家・川畑のぶこに
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ラクになることもあります。

お寄せいただいた
相談の中から一つ取り上げ、
川畑のぶこがお答えします。

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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