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2024/01/21(日)
【山際恵美子】マンネリファッション脱出法
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FROM 山際恵美子
おはようございます。
ファッション・ディレクターの
山際恵美子です。
寒さが本格化して、
やっとコートの出番がやってきました。
「大人のおしゃれは3パターンあればいい」
は山際メソッドの基本ですが、
コートに関しても、
このベースは変わりません。
つまり、コートもテイストの違う
3着を意識して揃えれば、
おしゃれの幅はぐーんと広がるということ。
そのテイストとは
「きれいめ」
「カジュアル」
「遊び」
私も今年は珍しくコートを
3着とも新調しました。
きれいめ
=テディベアの様なキャメルのボアコート
カジュアル
=ブルーグレーの中綿ロングコート
遊び
=フェイクファーのフード付き
ショートコート
以前もお話したとおり、
黒はひとつもありません。
冬の大人のアウターは顔色を沈ませない
黒以外が断然おすすめです。
そしてこのタイプの違う
3つのコートがあれば
お出かけに困ることはまずありません。
コート問題が解決したところで
その下に着るアイテムで、
この冬群を抜いて活躍しているのが
黒のフェイクレザーの
カーヴィーパンツです。
はい、こちらは黒でもOKです。
なぜならボトムスは顔から離れるので
顔映りに影響がなく、
その上このパンツはフォルムが太めで
しかもカーヴしており、
レザーライクなので光沢もあるから。
つまりシルエットも素材感も
とても「遊んで」いるのです。
最初は使いにくいかと思いましたが
これが、その逆でして。
ボトムスがかなり今どきなシルエットなので
トップスがどんなにシンプルでも
とても新鮮でおしゃれに
見えてしまうのです。
今日のブログで実際のコーディネートを
まとめているので、
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これから春までの長い期間
無難な色やシルエットの服ばかりでは
やはり飽きてしまいます。
おしゃれのスパイスとして、特に
「遊び」のボトムスをひとついれることで
そのシーズンのスタイルそのものが
活性化していく。
今回はこのことを改めて実感した次第。
そろそろショップは春物へと衣替え。
次シーズンはどんなアイテムに出会えるか
今からとても愉しみです。
山際恵美子
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◎編集後記
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1月も中盤に差し掛かり、
まだまだ朝晩はグッと冷え込みます。
出かける時は、どうしても
アウターが主役になるので
気分の上がる
明るめの色を着るようにしています!
愛用の白のダウンジャケットは、
いつも羽織るだけで
ちょっとワクワクします^^
住田莉良
この記事の執筆者について
山際恵美子
ファッションディレクター
一般社団法人ウーマンメディア協会理事
東北大学卒業後、ロータリー財団奨学生としてフランス留学。帰国後『エル・ジャポン』創刊メンバーとして編集の道に入る。 ファッション雑誌「GINZA」元編集長。フランス語と英語を活かし、ミラノ&パリコレクションを10年以上最前線で取材。マークジェイコブスやシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドの単独インタビューなど独自のアプローチで注目を集める。 雑誌「エル・ジャポン」「クロワッサン」「GINZA]を経て 、書籍編集に移り、「断捨離」担当編集はじめ、ファッション、美容、医療、料理、ライフスタイルなど幅広い書籍を出版。 2016年マガジンハウスを退社後、ファッションアドバイス、執筆・編集、講演などで活躍中。
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