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2023/09/01(金)
【小松易】片づけが進む、〇〇旅行
カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
JTBの発表によると、
2023年の夏休みは、
海外旅行に出かける人の数は
120万人見込みで昨年の2倍、
国内旅行者数は
コロナ前の水準に戻ったそうです。
メルマガ読者のみなさんも
この夏、旅行やレジャーを
楽しまれた方が多いのではないでしょうか。
旅行といえば、
行楽やリフレッシュ目的で行く方が
多いと思いますが、最近では
「積読を解消するための読書旅行」
「ボランティア旅行」
「学びを目的にした教育旅行」
など、
さまざまな目的で旅行に行く方が
増えているようです。
以前、私の知り合いで
「片づけ旅行」に出た方がいます。
モノを捨てられず長年悩んでいた
主婦のAさん。
ある日思い切って
夫に相談し、決断しました。
一泊二日の片づけ旅行。
といっても家からさほど遠くない
ビジネスホテルに一人旅です。
手には、
長年捨てられなかった紙や書類が
詰め込まれたスーツケース。
彼女は言いました。
「家ではなく、外で片づけると
思いのほか捨てられるんです。
どうしようもない状況から
私なりに見出した方法です。」
足の踏み場がないほどモノにあふれ、
散乱している場は、
それだけで、私たちが適切に
「要・不要」の判断をする思考自体を
はばむパワーに満ちているといえます。
乱れた視覚情報に
翻弄されてしまうのです。
また別のある時、Aさんは旅行先で、
持ちモノの一つを「要らない」と
ゴミ箱に捨てている自分に
気づいたそうです。
外ならば、
モノとまっすぐに向き合えて
捨てられたというのです。
でも家に帰ると、紙一枚捨てるのに
躊躇する「いつもの自分」がいる。
一泊二日の片づけ旅行で
紙と書類に向き合った結果、
しっかり「要・不要」に
分けることができました。
もちろん、不要になった紙と書類は
用意していた袋に詰めて、
家で処分したことは言っておきますね。
収納から一旦「外に出す」。
これは整理の第一歩ですが、
自ら「外に出てみる」。
家(うち)から外に。
片づけにスランプ気味なあなたも
ぜひ一度試してみてください。
外に出てみると、
物事が客観的に見えてきますし、
ホテルという「ムダなモノがない環境」に
身をおくことで、
「今あるモノ」だけにフォーカスし、
片づけを進められるかもしれません。
くれぐれも「不要物」は
家に持ち帰ってから処分しましょうね!
いつもあなたを応援しています!
小松易
◆かたづけを通して
人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/
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◎編集後記
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旅行がとても好きで
週末はよく出掛けているのですが、
その中でもホテルでの宿泊は
楽しみの一つです。
ホテル毎のコンセプトに合った
空間づくりやおもてなしに
とてもワクワクします。
洗練された空間を見た後は、
断捨離にも精が出ますし、
一石二鳥です^^笑
住田莉良
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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