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2023/04/23(日)
【山際恵美子】リアルショッピングの醍醐味を再び
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FROM 山際恵美子
おはようございます。
ファッション・ディレクターの
山際恵美子です。
どこにこんなに
人がいたのだろうというほど
最近の街は賑わっていますね。
あの懐かしい行列が、飲食店でも
ブランドショップでも蘇ってきました。
閉じ込められていたマグマが噴き出すように
ようやく自由にショッピングが
楽しめるとなったとき、
人々は何を求めるのでしょう?
春夏ということもあって、
ショップには春めいた色や
デザインの洋服がたくさん並んでいます。
意外なことに、どのショップでも必ず
展開しているのが、黒のアイテムです。
サマーブラックは
確かにとてもおしゃれですし
黒が似合わなくなってきている
我々世代でも素材が軽く、
肌の露出も多くなる春夏は
黒を着るチャンスでもあります。
そしてそれと対抗するように
鮮やかな色やプリントのアイテムも
出そろっています。
不思議なことに、
コロナ前なら見向きもしなかったであろう、
ヴィヴィッドな色やデザインものに
なぜか食指が動きます。
たとえばストライプ。
以前なら、
迷うことなくブルー×白でしたが
今年はなんと赤×白のストライプが
ことのほか可愛くみえてしまう。
アルチザン調の凝った刺繍のカフタンなども
その鮮やかな手仕事に
今まで感じたことのない
美しさを見いだして驚く。
5月にオンラインサロン
「GO ASK EMIKO!」でご紹介する
シューズブランド「PIPPICHIC」の
デザイナー佐藤葉子さんは、
今年の春夏の展示会から
ある気配を感じたそうです。
「オーダーされた商品を見ると、
徐々にスニーカーから
エレガントなヒールへと
移行している実感があります」
美しいものを身につけて街を闊歩したい。
そんな元気が蘇ってきた兆しでしょうか。
その気流に乗って、
秋冬では久々に7cmヒールの
美しいラインナップや攻めた厚底ヒールの
シューズをお披露目していました。
かくいう私も、
先日とあるショップで
ウクライナのデザイナーの
目の覚めるような
カフタンドレスに一目惚れ。
コロナ後初の衝動買いと相成りました。
じっくり選んで買うのも大切ですが、
それだけではつまらない。
恋に落ちるように
洋服に出会う愉しさを
この手に取り戻しました。
※「カフタン」とは元々トルコの民族衣装で、
ゆったりとした長い衣のこと。
長い着丈と長袖、また筒形シルエットや
裾のスリットで風通しがいい
アイテムのことを指します。
山際恵美子
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◎編集後記
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先日、
インスタグラムを見ていた時、
ふと目に留まったのが
レースのロング丈のワンピース。
お値段もそこまで高くなく、
思わず買ってしまいそうになったのですが、
「こんなワンピース、
着ていく機会がないよなぁ…」
と、踏みとどまっていました。
しかし、数日経った今も
頭の片隅に残っているので、
これはきっと“恋に落ちた”証拠。
(買う時の言い訳かも
しれませんが…笑)
もう一度サイトを
覗いてみようと思います^^
住田莉良
この記事の執筆者について
山際恵美子
ファッションディレクター
一般社団法人ウーマンメディア協会理事
東北大学卒業後、ロータリー財団奨学生としてフランス留学。帰国後『エル・ジャポン』創刊メンバーとして編集の道に入る。 ファッション雑誌「GINZA」元編集長。フランス語と英語を活かし、ミラノ&パリコレクションを10年以上最前線で取材。マークジェイコブスやシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドの単独インタビューなど独自のアプローチで注目を集める。 雑誌「エル・ジャポン」「クロワッサン」「GINZA]を経て 、書籍編集に移り、「断捨離」担当編集はじめ、ファッション、美容、医療、料理、ライフスタイルなど幅広い書籍を出版。 2016年マガジンハウスを退社後、ファッションアドバイス、執筆・編集、講演などで活躍中。
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