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2022/11/26(土)

【おのころ心平】風邪も自由にひけない時代。

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おはようございます。
おのころ心平です。

やましたひでこ先生と共筆させて頂いた
『大切なことはすべて日常のなかにある 』
(かんき出版)の中から、

風邪についての考察を。

※ ※ ※

その昔、
東洋医学の師匠に言われた

「風邪は3時間で治せ」。

その意図は、
風邪の初期症状の前症状をつかんで
早めに養生せよ、ということでした。

風邪をひく前の
自分のカラダの変化に敏感であれ、
ということです。

風邪はカラダを柔らかくする、
自然の浄化作用でもある。

現代生活は、情報もモノも、
生活全般が溜まりやすく、
堆積しやすい環境下。

カラダに溜まった毒出しのために
上手に風邪をひいてやるのも
ひとつの健康法。

ただし、なるべく早めに
軽くひくのが上手の技。

――おのころ心平

※ ※ ※

野口整体創始者、
野口晴哉(はるちか)は、

その著書『風邪の効用』 で、
風邪は通過させよ、
と説いている。

風邪は通過させてこそ
治っていくもので、
症状を抑えこもうと
してはいけないということ。

なぜなら、
通過の過程において
カラダの歪みが
修正されていくのだから。

風邪とは本来の
自然なカラダの取り戻しの
メカニズムであるのです。

だとしたら、
風邪ひとつひかないというのは、
どこかそのメカニズムが
機能していない場合もあるのです。    
  

―― やましたひでこ

※ ※ ※

今は、風邪も
自由にひけない時代。

うーんと我慢して
熱も出さない、
咳もしない人が、

今は風邪の代替症状として
神経症状や皮膚症状に出している
ケースが増えてきています。

風邪の本質と
現代の対策法をお届けしている
ココロとカラダの交差点11月号。

ぜひこちらご覧ください。
  ▼
https://in.personalhealth.jp/osl_2211r_danmm

―おのころ心平

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

風邪をひいて、熱を出すことも
カラダにとって、とても重要なこと。

だから、私は、
どれだけしんどくても、
なるべく解熱剤などの薬は
飲まないタイプです^^;

カラダもココロも部屋も
溜め込むのではなく「出す」ことで
新たな気の巡りが起こるはず。

もし今、いろいろなことを
溜め込んでいるなと感じるのなら
“出す”ことを、
ぜひ、意識してみてくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

おのころ心平

一般社団法人自然治癒力学校理事長。

ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。

各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。

 

 

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