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2022/11/16(水)

【川畑のぶこ】Q.夫が生理的に受け付けなくなりました…

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

Q.夫が生理的に受け付けなくなりました…

結婚して31年になります。夫60代。私50代。
子供は2人で長女は既に自立。長男は
B型就労支援に通っています。

夫はずっと雇われて、
夜の人気商売で働いてきたので、
夫の浮気には散々苦しめられてきましたが、
長男が知的障がいの為、離婚は考えずに
ここまで来ました。

現在は夫婦で飲食店を経営しておりますので
目が届くという部分で夫の浮気は
治まりましたが、私は更年期を終え
婦人科系に不具合があり、心身共に
性欲が全く消滅しました。

そしてここへ来て、一緒に暮らす夫が
気持ち悪くなってきました。

話し方、食べ方、考え方、仕草、臭い、
顔、声、不潔な感じ、会話が噛み合わない、
同じ事を何度も言う、ゆっくりハッキリ
話しかけても必ず聞き返してくる、
私のアドバイスも聞かない等々…。

家事や、息子の面倒は
率先してやってくれるのですが、
生理的にどうしても
嫌でしょうがないのです。

一緒に居るとイライラしてくるし、
外食や旅行とかに行っても
心から楽しめないのです。

同じ家に住んでても、
寝床は完全に部屋を別にしています。

このまま、一生辛抱してゆかなくては
ならないものでしょうか?

私に対して夫も辛抱してるところは
あるかと思うけれど…。

生産性のある話合いも
面倒なのでしたくありません。

【まみりあん・50代・女性・飲食店経営】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

生理的に嫌になってしまった人と時間を共に
することは苦痛ですが、それが夫となると、
ましてや仕事も一緒にしているとなると
苦しみは倍増してしまいますね。

人間関係はそれが親子であれ、夫婦であれ、
友人であれ、その人のライフステージに
よって変わりゆくものです。

ではステージが変わったから
関係を切らなければいけないかというと、
必ずしもそうとは限りません。

子どもが巣立って家を出ていっても、
子どもは子どものままであるように、
夫が夫のままでも、これまでと異なる
関わり方をしていくことで
関係のバランスを保つことは
可能だと思います。

まみりあんさんは
「一生辛抱して暮らさなければ
 いけないのか」
と思い悩んでしまっていますが、それは、
もしかしたら、夫との距離があまりにも
近すぎるからかもしれません。

家族でも夫婦でも適度な距離を保つことで、
煮詰まった空気にさわやかな風が
通り抜けるようになったり、
少し離れてみたからこそ相手の良さが
見えてきたりすることがあります。

今、まみりあんさんに
チャレンジしてほしいことは、
夫(の一挙手一投足)に注目することを
一旦やめて、自分が楽しめたりくつろげたり
感謝できたりする時間や場は何かを意識して、
それらに時間を費やすことです。

これらは、家と外でも分けられますが、
家の中でもさらに細分化して、
一人になれる時間や空間を設けて、それを
十全に堪能してみると良いと思います。

そのことで心のエネルギーが充電してきて、
イライラが減ることはあります。

同じ事象でも、
疲れているときと充電しているときとでは
受け止め方がまったく変わってくるものです。

外出や旅行も、定期的に、夫以外の友人など
気のおけない仲間らと出かけることを
おすすめします。

ちなみに、まみりあんさんは、
運動はされていますか?
散歩やジョギングなど、有酸素運動は
抑うつ気分を解消してくれるので、
おすすめです。

また、そのようなアクティビティーを、
新しい出会いがあるような場で
取り組むのもいいかもしれませんね。

新しい体験で、いままで使っていなかった
脳の回路が活性化されて、イライラや抑うつ
などの回路を断絶してくれると思います。

このように、「嫌なものをどうしよう」
ということばかりに注目するのではなく、
「自分にとって良いことはなんだろう」
を考えるようにしてみてください。

喜びで人生が埋まり始まると、
イライラが入る余地がなくなってきます。

すると、今まで気になっていたものが
嘘のように気にならなくなることが
あるのです。

– 川畑のぶこ

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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