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2022/10/21(金)

【小松易】どうしてもやる気が出ない?

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。

かたづけ士の小松易です。

腰が重くてなかなか片づけが始められない…
どうしてもやる気が出ない…

片づけに取り組めない理由の中で
1番多いのがコレではないでしょうか。

でもご存知でしたか?

実は、「やる気」というのは
科学的には存在しない概念なんだそうです。

「やる気」が存在しない…!!?
ちょっとショッキングな事実ですよね。

私たちは子どもの頃からずっと
「やる気を出せ!!
 モチベーションを上げろ!」
と叱咤激励されながら
勉強や仕事やスポーツを
頑張ってきたのですから。

しかし、脳科学者の池谷裕二さんは
新R25のインタビュー記事の中で
こうおっしゃっています。

「『やる気』という言葉は、
 『やる気』のない人間によって
 創作された虚構なんです。

 人間は、行動を起こすから
 『やる気』が出てくる生き物なんです。

 仕事、勉強、家事などの
 やらないといけないことは、
 最初は面倒でも、
 やりはじめると気分がノッてきて
 作業がはかどる。
 そうした行動の結果を
 『やる気』が出たから…と
 考えているだけなんです。」

▼参考記事
https://r25.jp/article/540681193689662300

つまり、やる気が出るのを待ってから
行動するのではなく、
まず行動してみてそこから自分を
やる気にさせていくしかない
ということですね。

みなさんも身に覚えが
あるのではないでしょうか。

どうしても、気が重くて
手がつけられないタスク。
たとえば、メールの返事だったとしましょう。

とにかく、1行でもいいから書いてみよう、
と手を動かし始めた瞬間から、
パチっとスイッチが入って集中モードに入る。

このようなことは
よく、ありますよね。

科学的には「作業興奮」といいます。

人は「動き出したとき」に指先、
視覚から刺激を受けます。

すると脳内にアセチルコリンという
集中力をアップさせる効果のある
神経伝達物質が分泌されます。
これが「作業興奮」です。

作業興奮は作業を始めてから
5~10分ほどで起こるそうです。

なので、片づけもアレコレ考えたりする前に
とりあえず、スポンジを手に取り、
流しの中にあるお皿を一枚洗う。
とりあえず、タンスの奥底にある
古びた靴下を処分する。

言ってしまえば、
スタートを切ってしまった者が
勝ちということです。

とにかく、エイヤッ!と
一歩踏み出してしまいましょう。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://www.sukkirilab.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

なんと!
『やる気』という概念がなかったとは…

でも、言われてみればそうですね。

最初の一歩が一番しんどい…
でも始めることさえできれば、
どんどん面白くなってくる!

片づけもまずは一歩、
踏み出してみましょう^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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